【どうする家康】桶狭間で舞う“今川義元”野村萬斎…演出が説明する意図「戦場は晴れ舞台」

2023年1月8日にスタートするNHK大河ドラマ「どうする家康」の第1回「桶狭間でどうする」(初回15分拡大版)の初回試写会が行われた。試写会後の出演者会見には主人公の徳川家康役の松本潤、瀬名役の有村架純、今川義元役の野村萬斎が出席し、作品への思いを語った。

会見に出席した野村萬斎【写真:ENCOUNT編集部】
会見に出席した野村萬斎【写真:ENCOUNT編集部】

戦いの舞台で舞を披露

 2023年1月8日にスタートするNHK大河ドラマ「どうする家康」の第1回「桶狭間でどうする」(初回15分拡大版)の初回試写会が行われた。試写会後の出演者会見には主人公の徳川家康役の松本潤、瀬名役の有村架純、今川義元役の野村萬斎が出席し、作品への思いを語った。

「どうする家康」はNHK大河ドラマの第62作。「コンフィデンスマンJP」などで知られる脚本家・古沢良太が、新たな視点で誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描く。徳川家康が主人公の大河ドラマは3作目。

 駿河の大名で、家康が父のように慕う今川義元を演じる野村。94年に放送された「花の乱」で細川勝元を演じて以来、2度目の大河ドラマ出演に「29年ぶりに出させていただきます」とあいさつし、「古沢さんからのオファーがあったり、なんといっても松潤が主役ということで、はせ参じたつもりです」と出演を決断した理由を説明。「ガンガンいくドラマ。疾走感もお楽しみいただければ」と作品をアピールした。

 「どうする―」では、「公家文化にも精通する教養人」として登場する今川義元。劇中では、桶狭間の戦いの舞台で舞を披露する場面も描かれる。出演者会見の後、演出統括の加藤拓氏は義元が戦場で見せた舞についての意図を「当時の武家にとって、戦場は晴れ舞台」と説明し、「今川軍の位を表現することはなかなかできなかった。萬斎さんにやっていただいたことは非常に説得力がある」とうなずいていた。

 NHK大河ドラマ「どうする家康」の第1回「桶狭間でどうする」(初回15分拡大版)は、23年1月8日に総合テレビでは午後8時から、BSプレミアム・BS4Kでは午後6時から放送される。

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