【アトムの童】まるで「半沢直樹」な海の一喝シーンにネット反響「半沢見てる気分」
山崎賢人が主演を務めるTBS日曜劇場「アトムの童」(午後9時)が、11日に最終回を迎えた。
しらを切る小山田を一喝
山崎賢人が主演を務めるTBS日曜劇場「アトムの童」(午後9時)が、11日に最終回を迎えた。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
今回は、老舗玩具メーカー「アトム玩具」の一人娘で新会社「アトムの童」の社長・富永海(とみなが・うみ/岸井ゆき)のとあるシーンが、2013年と20年に放送されたTBS系日曜劇場「半沢直樹」シリーズを彷彿(ほうふつ)させると話題になった。
かつて「ジョン・ドゥ」名義で人気ゲームを開発した天才ゲーム開発者・安積那由他(あづみ・なゆた/山崎賢人)と友人の菅生隼人(すごう・はやと/松下洸平)は、大手IT企業「SAGAS」の社長・興津晃彦(オダギリジョー)との因縁がきっかけで解散していた。しかし2人は海と出会ったことから「ジョン・ドゥ」を再結成。アトムで新たなゲームを作ることに。
アトム玩具がSAGASに買収された後も、新会社「アトムの童」を立ち上げゲーム開発していた那由他たち。しかし、SAGASが大財閥の投資会社「宮沢ファミリーオフィス」によって株式を買い占められたことから、アトム玩具の技術「アトムロイド」が世界に流出する恐れが。
那由他とアトムの童のメンバーは、「アトムロイド」を守るために興津に協力し、株主総会でのプレゼンに向けて、「オリンピックで初めてeスポーツに選定されるゲームの開発」に取り組んだ。しかしプレゼン当日、興津が覚えのない罪で警察に連行されてしますう。
興津の秘書・吉崎誠(六角慎司)は、SAGAS内に裏切り者がいる可能性を疑う。海は役員の小山田賢雄(皆川猿時)に目をつける。かつて小山田は、海が勤めていた「やよい銀行」の上司で支店長だった。しかし海が受け継いだアトム玩具への融資をめぐって海を裏切り、SAGASの役員に昇りつめた過去があった。
海は株主総会が始まるまでの間に、小山田に鎌をかける。「興津が警察から解放された」とうそを伝えたのだ。すると小山田はこっそりSAGAS陣営を抜け、宮沢ファミリーオフィスの人物と接触していた。
小山田は吉崎に、自分が採決の議長になると提案する。しかし証拠をつかんだ海は、小山田が宮沢ファミリーオフィスと接触している動画を突きつける。わざと作り話をしたと明かし、「小山田さんの口から本当のことが聞きたいんです」と詰め寄るも、小山田はしらを切る。すると海は「小山田ぁっ!」と叫び一喝した。
このシーンにSNS上では、「半沢直樹」の名場面を思い起こす視聴者が多数見られた。同作は13年の最終回で、主人公の銀行員・半沢直樹(堺雅人)が、父を自殺に追いやった大和田暁常務(香川照之)に土下座をさせる。その際、「やれぇぇぇ!大和田ぁぁぁ!」と叫び話題となった。
今回の海の叫びに、「いや半沢直樹かwwwww」「大和田ァァァ!」「海ちゃんの『小山田~!』に『やれ~!大和田~』と感じた」「半沢見てる気分」「大和田ァ!のトーンで小山田ァ!は笑う」といった声が相次いだ。
※山崎賢人の「崎」の正式表記はたつさき