【THE W】新女王・天才ピアニスト、準決勝で客の携帯電話が鳴るアクシデント「せりふが出てこなくなって」

お笑いコンビ「天才ピアニスト」が10日、女性芸人の中から一番おもしろい“笑いの女王”を決定する「女芸人No.1決定戦 THE W 2022」で優勝。同コンビは、2年連続2度目の決勝進出で6代目女王の称号を獲得した同コンビは、準決勝でのアクシデントを乗り越えての劇的な優勝だった。

「THE W」優勝を果たした「天才ピアニスト」【写真:ENCOUNT編集部】
「THE W」優勝を果たした「天才ピアニスト」【写真:ENCOUNT編集部】

優勝を果たしたますみ「消化不良でモヤモヤしていた気持ちがすっきり」

 お笑いコンビ「天才ピアニスト」が10日、女性芸人の中から一番おもしろい“笑いの女王”を決定する「女芸人No.1決定戦 THE W 2022」で優勝。同コンビは、2年連続2度目の決勝進出で6代目女王の称号を獲得した同コンビは、準決勝でのアクシデントを乗り越えての劇的な優勝だった。

 11月に東京のルミネ the よしもとで行われた準決勝直後、自身のYouTubeチャンネルで、準決勝・2日目のネタを披露した際、序盤に観客の携帯電話のアラーム音が鳴ってしまう事件が発生したことを告白。この動画でますみは、「(アラーム音が鳴った瞬間)終わったと思って、せりふが出てこなくなって。全部の神経がそっち(音の方)に行ってしまった」と話し、竹内知咲も「1分半くらい鳴ってへんかった? なんで止めへんの?」とアクシデントを振り返っていた。

 まさかの事件もあったが無事に決勝進出を果たして6代目女王に。優勝後の囲み会見では、ますみが「全国ネットでネタを2本できたのがうれしい。特に、最終決戦のネタは、準決勝でミスがあって、消化不良だった。絶対そこをベストパフォーマンスでやりたいという思いがあったので、それを100点の状態でできたのがうれしくて、優勝した気持ちと消化不良でモヤモヤしていた気持ちがすっきり晴れたので、とにかくそれがうれしいです」と喜びを噛み締めた。

 今年は過去最高の735組がエントリーし、決勝には、Aマッソ、エルフ、河邑ミク、さとなかほがらか、スパイク、TEAM BANANA、天才ピアニスト、にぼしいわし、フタリシズカかりこる、紅しょうが、ヨネダ2000、爛々の12組が進出。決勝の最終決戦で天才ピアニストは、同じ吉本興業のヨネダ2000、紅しょうがとの直接対決を制し、芸歴7年目で悲願の初優勝を飾った。

 同コンビは、NSC大阪38期、ツッコミの竹内、ボケのますみからなるコンビで、16年5月に結成。今年「第52回 NHK上方漫才コンテスト」で優勝。THE Wは2年連続2度目の決勝進出で、昨年は国民投票枠で最終決戦進出も準優勝という結果に終わっていた。

○女芸人No.1決定戦 THE W 歴代優勝者
2017年 ゆりやんレトリィバァ
2018年 阿佐ヶ谷姉妹
2019年 3時のヒロイン
2020年 吉住
2021年 オダウエダ
2022年 天才ピアニスト

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