【THE W】「天才ピアニスト」が頂点に またも“コント”が優勝 「漫才は不利な気がする」の声

女性芸人の中から1番おもしろい“笑いの女王”を決定する「女芸人No.1決定戦 THE W 2022」の決勝が10日、東京・汐留の日本テレビスタジオで行われた。今年は過去最高の735組がエントリー。決勝進出者の12組の中から「天才ピアニスト」が頂点に輝いた。今回も“コント”を披露したユニットが優勝した。

頂点に輝いた「天才ピアニスト」
頂点に輝いた「天才ピアニスト」

歴代優勝者は全て“コント”

 女性芸人の中から1番おもしろい“笑いの女王”を決定する「女芸人No.1決定戦 THE W 2022」の決勝が10日、東京・汐留の日本テレビスタジオで行われた。今年は過去最高の735組がエントリー。決勝進出者の12組の中から「天才ピアニスト」が頂点に輝いた。今回も“コント”を披露したユニットが優勝した。

 Aブロックでは、「M-1グランプリ2022」でも決勝進出を決めている「ヨネダ2000」が、Bブロックでは2年連続2度目の決勝の舞台の「天才ピアニスト」が、Cブロックでは3年連続4度目の決勝の「紅しょうが」が勝ち抜き、最終決戦に進出。それぞれ“コント”を見せていた。

 決勝では「紅しょうが」が漫才を、「天才ピアニスト」は亭主関白な父をVRを使い、現実逃避するコントを、「ヨネダ2000」は“でっかい”モヒカンのキャサリンが具合の悪い犬を治し、パラパラを踊るコントを披露した。

「THE W」は「M-1」や「キング・オブ・コント」など他のお笑い賞レースと違い、審査基準は漫才、コント、ピンネタ、モノマネ、パフォーマンスなどジャンルを問わない。

 今回の決勝で漫才を披露したのは「TEAM BANANA」(吉本興業)と「爛々」(吉本興業)「紅しょうが」(吉本興業)の3組だけだった。

 2017年に優勝したゆりやんレトリィバァはドラえもんを演じ、日常の愚痴を吐くコントを、18年の阿佐ヶ谷姉妹はおばさん2人が誘拐を題材にコントを。19年の「3時のヒロイン」はリズムに合わせてかなでが激しく踊るコント、20年の吉住は銀行強盗中の一幕をコントにし、21年のオダウエダも中年男のコントを披露していた。

「THE W」では“コント”が有利なのか。この結果にSNSには「漫才に挑んだのは、おっ!って思った」「コントの方が印象強く残る」「コントありの賞レースでは勝ちやすいと思う」「素晴らしい作戦だなー」「漫才は不利な気がする」などの声が寄せられている。

○女芸人No.1決定戦 THE W 歴代優勝者
2017年 ゆりやんレトリィバァ
2018年 阿佐ヶ谷姉妹
2019年 3時のヒロイン
2020年 吉住
2021年 オダウエダ
2022年 天才ピアニスト

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