「最初はコンプレックスでした」 21歳清純派アイドルが大胆グラビアに挑戦するワケ
「制コレ18」出身のグラビアアイドル・山田南実が待望のセカンド写真集「Departure」を発売した。あどけない少女が21歳の大人へと成長し、地元北海道の大地をバックに一糸まとわぬ大胆な姿を披露した。恥ずかしさよりもワクワク感しかないという攻めたショットを撮り終えた今の心境を聞いた。
ファンの温かい応援コメントが自己肯定感を高めてくれた
「制コレ18」出身のグラビアアイドル・山田南実が待望のセカンド写真集「Departure」を発売した。あどけない少女が21歳の大人へと成長し、地元北海道の大地をバックに一糸まとわぬ大胆な姿を披露した。恥ずかしさよりもワクワク感しかないという攻めたショットを撮り終えた今の心境を聞いた。
――セカンド写真集は21歳のさまざまな一面が切り取られていますが、とっても表情が豊かですね。
「うれしいです! 『北海道に帰ってきたぞ!』って顔をしていますよね? セカンド写真集を出せるという喜びと故郷の北海道でお仕事をする夢がかなったダブルの笑顔です(笑)。上京したときの気持ちを思い出して、ここから新たに出発しようという、そんな思いを込めて『Departure』というタイトルを付けさせていただきました」
――大自然をバックにしたロケーションはいかがでしたか。
「函館の山や海に囲まれた広大な景色に感動して心から楽しめました。ファースト写真集の頃はまだ19歳だったので子どもらしさも残っていたのですが、今回は完全に大人になった私を見てほしいと思って表情や衣装、最大露出にもチャレンジしました。もう1つは札幌の実家から愛犬を連れてきて一緒に撮影する夢も実現できました。とってもモフモフしていてかわいいんですよ(笑)」
――その最大露出ですが、一糸まとわぬ姿の大胆ショットをはじめ、これまでにないセクシーなショットがたっぷり収められています。大きな決断だったのでは。
「お話をいただいて、大人になった私を見てほしいと思ったので『ぜひやらせてください!』って言いました。実際に撮影のときもカメラマンさんやスタッフさんにすごく優しく支えていただき、とっても温かい現場だったので本当に楽しく撮影できました」
――俳優としても活躍されていてミュージカルではヒロイン役も演じ、得意の歌も披露しています。そんな中で山田さんにとってのグラビアとは。
「やっぱり最初はコンプレックスでした。自分の体を見せるってすごく恥ずかしかったんですけどチャレンジしてみたらたくさんのファンのみなさんから温かいコメントをいただいて私を褒めていただいたんです」
――ファンのみなさんが自己肯定感を高めてくれたと。
「そうなんです。もっと自分を信じてもいいんだって。それでグラビアでも頑張ってみようって決心がつきました。それからはグラビアならではの体を見せることが楽しくなっていきました。私がグラビアをやる一番の理由はそこです。気持ちの入り方も思い切り変わってきて爽やかにと言われたら全力で爽やかな笑顔になれますし、クールなシーンは、思い切りクールな表情もできるようになりました」
――黒の下着姿で横たわるホテルでの一枚はとってもクールで妖艶さもあります。
「笑顔で元気な私だけじゃないぞって(笑)。大人になったクールな一面も見てほしいと思いました。このシーンは彼女感みたいなテーマで撮影したんですが『ここにおいでよ』みたいな表情に挑戦してみました。ネオンがキラキラしている函館の夜景がとってもきれいで、そこに偶然雨が降ってきたんです。雨粒で窓が濡れて今回のシーンにぴったりでカッコいい大人の私を撮っていただいたので、ぜひ見ていただきたいです」
――素の表情一つとっても役者としての「見せ方のこだわり」みたいなものを感じました。
「たしかにそれはありました。カメラの奥を見ながら素の表情が一番よく見せられる角度や仕草にもこだわって、カメラマンさんといっしょに私も被写体の山田南実を冷静に見ていたと思います。グラビアを始めた頃は、正面を向いて笑顔で写るのに必死でしたが、今回はちょっと振り向いた時の表情とか。私の内面から出てくる繊細さも大切にしながら、どうやったら一番山田南実の素の表情をみなさんに見せられるかなって考えながら撮影しました。『制コレ』時代から応援してくださってるファンの方からも『大人になったね』って感想をいただいてうれしかったです」
ダイエットしてきたので撮影後の焼き肉は最高でした
――撮影に向けての入念な体作りも成果がでましたね。
「はい! 撮影に向けてしっかりダイエットとトレーニングを重ねてきました。最終日に焼き肉を食べるシーンを撮影したんですが、この日のために頑張ってきたと思って撮影を忘れてしまうくらい幸せな気持ちでパクパク食べてしまいました(笑)」
――今後の目標は。
「誰かに影響を与えられるような人になりたいです。私自身、大好きな映画を見て『私も女優さんになりたい』と思って役者をしているので、今度は私の出演する作品が誰かの夢のきっかけになるような、そんな女優になりたいです。もう1つの大きな夢は地元の北海道に何かしらの貢献をしたいなって思っています。まずは自分の出演している作品が北海道でも上映できるように頑張っていきたいです」
――山田さんにとっての至福の瞬間とは。
「やっぱり食べているときですね(笑)。母から『あなたにご飯を作るのが毎日楽しみなのよ』と言ってもらうんですが、それくらい食いしん坊なんです。やっぱり母が作る肉じゃがとかカレーライス、あとお肉料理を食べている瞬間が一番幸せです(笑)」
――お料理はお好きですか。
「大好きです。舞台の稽古がある日は、前日にいろいろと料理を仕込んでおいて、稽古が終わって帰ってきてゆっくり食べるのが楽しみなんです。今は寒くなってきたのでおでんを仕込んでおきます」
――山田さんの得意料理は。
「そうですね。『厚揚げのそぼろあんかけ』です……渋いですか? 和食が得意なんです」
□山田南実(やまだ・みなみ)2001年3月2日北海道出身。18年、次世代スターの登竜門「制コレ18」で準グランプリに輝く。その後、清純派アイドルとしてメジャー誌の表紙を数多く飾る。女優としても活動の幅を広げ、22年7月にはミュージカル「モンブラン~黄昏のROUTE69~」で初のヒロイン役を熱演した。11月16日セカンド写真集「Departure」(講談社)発売。
Twitter:https://twitter.com/373_yamada
Instagram:https://www.instagram.com/373_yamada/