昨年の旅行写真を投稿しただけで罰金11万円、豪州の夫婦が思わぬ“災難”に見舞われる

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、世界各国でロックダウン(都市封鎖)が行われる中、豪州在住の夫婦が昨年の休暇中の写真をSNSに投稿し、間違って罰金を科せられたと英紙「インディペンデント」が報じている。

ある夫婦に災難が(写真はイメージ)【写真:Getty Images】
ある夫婦に災難が(写真はイメージ)【写真:Getty Images】

警察は間違いを認め、罰金取り消し

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、世界各国でロックダウン(都市封鎖)が行われる中、豪州在住の夫婦が昨年の休暇中の写真をSNSに投稿し、間違って罰金を科せられたと英紙「インディペンデント」が報じている。

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 思わぬ“災難”に見舞われたのは、豪ビクトリア州在住のジャズとギャリー・モット夫妻。外出制限が続く中で、“旅行熱”を満たそうと、昨年の休暇中に撮った夫婦の写真12枚をフェイスブックに投稿した。

 だが、それを見つけた州警察から、「不要不急の外出」にあたり、ロックダウンのルールに“違反”したとして、1652オーストラリアドル(約11万3000円)の罰金を科せられたしまったのだ。写真には、夫婦のトララルゴンの自宅から約2時間離れたレイクス・エントランスと記されていたという。

 モット夫人によると、このことを地元メディアに連絡したところ、警察は罰金を取り消した。しかし、モット夫人は当面の間、休暇中の写真を投稿することを許されていないという。

 同州警察の広報は「間違いが起こることはありますが、そのために再審査のプロセスがあります。警察は違反を探すためにSNSを監視しているわけではありません。違反の可能性があると通報のあった件について調査しています」と説明している。

 夫婦が住む同州はロックダウン中で、ドライブやレジャー活動は「不要不急の外出」とされる。違反者は最大2万オーストラリアドル(約137万円)の罰金が科される可能性があるという。

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