黒木ひかり、5年間かけて高校を卒業 近江商人は「今で言えばAmazonの会社」
女優の黒木ひかりが8日、都内で実施された映画「近江商人、走る!」(12月30日公開)の完成披露上映会舞台あいさつに和装で登壇した。約1年半前に撮影が行われたという本作を振り返り、「私、撮影当時まだ高校生だったんですけど、しっかり卒業させていただきましたー! ありがとうございます!」と報告しつつ、5年間通って卒業したことに触れて「すごいですね」と苦笑した。
「近江商人」をAmazonと思いながら撮影
女優の黒木ひかりが8日、都内で実施された映画「近江商人、走る!」(12月30日公開)の完成披露上映会舞台あいさつに和装で登壇した。約1年半前に撮影が行われたという本作を振り返り、「私、撮影当時まだ高校生だったんですけど、しっかり卒業させていただきましたー! ありがとうございます!」と報告しつつ、5年間通って卒業したことに触れて「すごいですね」と苦笑した。
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撮影開始前は「まず『近江商人』(おうみしょうにん)の読み方が分からなかった(笑)。読み方を調べるところからスタートした」と明かし、近江商人とはどんな存在かと問われて「あの……全部一から説明しろと言われたら怖い。間違ったことを言っちゃうんじゃないかと不安がある(笑)」と述べた。
続けて「マネジャーさんも頭が弱いことを分かってくれている。(近江商人という存在に関してマネジャーから)『今で言えばAmazonの会社みたいな感じだよ』と説明を受けた。『それはすごい!』と思って、(撮影の)当時もAmazonだと思いながら、近江商人はすごいと思っていました」と笑った。
同イベントには、黒木の他に上村侑、田野優花、とろサーモンの村田秀亮、筧利夫、三野龍一監督が出席。劇中で近江商人のトレードマークにもなっているおそろいの法被が登壇者にクリスマスプレゼントとして贈られた他、近江商人の心得「三方よし(買い手よし・売り手よし・世間よし)」にまつわるトークなどを展開した。
「近江商人、走る!」は、大坂、伊勢と並ぶ「日本三大商人」である近江商人にスポットを当てた痛快ビジネス時代劇。商いの才と人情に長けた商人・銀次(上村)らの活躍を描く。黒木は、銀次らと共に米屋で働く楓を演じた。