「中国の過小申告許した」テドロス事務局長の辞任求める署名が100万人突破寸前
米国のトランプ大統領が世界保健機関(WHO)の新型コロナウイルスへの対応の問題から資金拠出の停止を発表する一方で、オンライン著名サイト「Change.org」で行われているテドロス事務局長の辞任を求める署名が100万人突破寸前に迫っていることが15日、分かった。米メディア「フォックスニュース」が「テドロスは中国の武漢でのウイルスの衝撃を過小申告することを許したことで非難される」と報じている。
トランプ大統領はWHOへの資金拠出停止を発表
米国のトランプ大統領が世界保健機関(WHO)の新型コロナウイルスへの対応の問題から資金拠出の停止を発表する一方で、オンライン著名サイト「Change.org」で行われているテドロス事務局長の辞任を求める署名が100万人突破寸前に迫っていることが15日、分かった。米メディア「フォックスニュース」が「テドロスは中国の武漢でのウイルスの衝撃を過小申告することを許したことで非難される」と報じている。
トランプ大統領が記者会見でWHOの姿勢を批判し、資金拠出の一時停止を発表する中、世界でもテドロス氏への批判の声は高まり続けていた。
記事では「多くの問題を抱えたWHOのリーダーの辞任を求めるオンラインの嘆願書は日曜日未明に署名者100万人に近づいた」と報じている。
世界で感染者170万人、死者10万人を記録する新型コロナウイルス。テドロス氏はパンデミック対策の手際の悪さから非難を集めている。
記事では「テドロスは中国に対して武漢でのウイルスの衝撃を過小申告することを許し、批判を受けている」と指摘した上で、「中国からの意図的に減らされた数字がアウトブレーク(感染爆発)に対して適切に対応する他国の能力に影響をもたらしたと、論評家たちは断定している」と批判。
パンデミック対策の初動が問題視されているテドロス氏に対する風当たりは日に日に強くなっている。