北村匠海、高校時代のあだ名は“ジジイ” 昔からの“塩顔”願望告白「塩っけほしい」
俳優の北村匠海が5日、都内で行われたアニメーション映画「かがみの孤城」(12月23日公開)の「願い」を空へ!学校プレミアイベントに、主演の當真あみ、メガホンをとった原恵一監督とともに出席した。
加齢を実感「階段がキツくなって朝も弱くなる」
俳優の北村匠海が5日、都内で行われたアニメーション映画「かがみの孤城」(12月23日公開)の「願い」を空へ!学校プレミアイベントに、主演の當真あみ、メガホンをとった原恵一監督とともに出席した。
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2018年本屋大賞を史上最多得票数で受賞した辻村深月の同名ベストセラーを原監督が劇場アニメ化した本作。学校に居場所をなくし、部屋に閉じこもっていた中学生のこころが、ある日、鏡の中に吸い込まれ、そこで出会った6人の中学生とともに、どんな願いでもかなう部屋の鍵を探す冒険に挑む姿を描く。
約250人の高校生から拍手と歓声で迎え入れられた北村は「学生のみなさんを前にすると、自分も歳食ったんだなって思いますね」と吐露。「25になると階段がキツくなってくるので気をつけていただきつつ、朝も弱くなりますので、その空気をヒシヒシと感じております」と嘆きながら、「高校生のときあだ名が“ジジイ”だったので、そのときから予兆はあったんですけど、よりおじいになっていくんだなと思っています」としみじみと語った。
また、サッカーが得意で誰にでもフラットに接するさわやかな中学1年生のリオンの声を担当したことについて北村は「僕は現在25歳なんですけど、学生を演じるというところは少しずつ気持ちが伴わなくなってくるんですが、今回はリオンとは実年齢10くらい離れているんですけど、俯瞰で見て達観している彼だったので、自然にやれたのかなと思います」と言い、自分と重なる部分もあったそうで「映画の中では学校の中で一人ひとりが孤独を感じるわけですけど、僕も芸能活動をしていて浮いてしまっていたので、中学時代はバスケ部だったんですけど、部活動が僕の中ではいわば鏡の世界で、そこから離れると孤立してしまっている感覚があって、似ているなって思い、ぜひリオンをやりたいと思いました」と打ち明けた。
さらに、学生からかなえたい願いはあるか質問された北村は、前回のイベントでは身長があと5センチほしいと答えたが、今回は「僕は顔が濃いんですよ。もうちょい薄かったらなって。塩顔には昔から憧れはありました」と告白し、「塩っけがほしい! 年々、目がくぼんでいくので塩っ気がほしいです」と願った。
なお、イベントの最後には自身の願いを書いたランタンと飛ばすという企画が行われ、“学生に戻れるならもう一度同じ人生を過ごしたい”と書いた北村は「悩みも孤独感もあった大変な学生時代だったんですけど、振り返ると楽しかったので、違う人生を歩むんじゃなくて、あの頃に戻ってみたいなって思います」と目を輝かせた。