【BreakingDown】“ポーランドの刺客”、喧嘩自慢てるに延長の末勝利「思ったよりめっちゃ強い」
朝倉未来がスペシャルアドバイザーを務める格闘技エンターテインメント「BreakingDown6.5」が4日、都内で行われた。第7試合・ミドル級マッチでは“ポーランドの刺客”とてるが対戦。3度の延長の末、“ポーランドの刺客”ホイナツキ・パヴェウが判定勝ちを収めた。
第7試合・ミドル級マッチ
朝倉未来がスペシャルアドバイザーを務める格闘技エンターテインメント「BreakingDown6.5」が4日、都内で行われた。
第7試合・ミドル級マッチでは“ポーランドの刺客”とてるが対戦。3度の延長の末、“ポーランドの刺客”ホイナツキ・パヴェウが判定勝ちを収めた。
パヴェウはMMA経験のあるファイターだ。本戦ではケンカバトルロワイヤル シーズン1優勝のSATORUと対戦。高度な打ち合いを制し、勝利している。
安保瑠輝也チャンネル喧嘩自慢のてるも「BreakingDown」の人気選手に。当初は荒々しさが印象的だったが、最近では落ち着きが目立つようになってきている。
てるが変わるきっかけとなったのは「BreakingDown5」。プロボクシング戦績、29勝(9KO)11敗5分けの元プロボクサー細川貴之に判定勝ちを収めた試合だった。今大会の本戦では朝倉未来チャンネルの寝技師・佐々木大と対戦。大会史上初の延長戦を制し、判定勝ちを収めていた。
メインらしい試合となった。3度の延長も迫力のあるぶつかり合いだった。
てるは回転力のある打撃を武器に序盤のラウンドは得意のローキックを放っていく。対するパヴェウは近い距離でインファイトという戦いだった。
まさに死闘。中盤もてるはひるむことなく前に出続ける。大物狩りを予感させる重い打撃に会場からは「おお~」と驚きの声が漏れていた。
しかし1分間では決着がつかず、延長へ。両者の力の差が出始める。てるの攻撃は雑になってくるが、この隙をパヴェウは見逃さなかった。頭が下がったてるにアッパーなどパンチを力強く当て、最後はパヴェウがダウンを奪うシーンもあった。
試合後、パヴェウは「てる、お前強い。マジで強いっすね。この身長差とでかさの差でここまでやってきて、思ったよりめっちゃ強い。てるくんのこれからの活躍を期待している。僕にとって相性悪いと心配してた。世界は広いぞ。昨日のK-1もそうだけれど、この世界に強いやつはいっぱいいるので来年は僕に任せてください」とマイクでアピールした。