「あいつが上手で下手が僕で」シーズン2のドラマ放送決定 荒牧慶彦「エクソダスがどうするのか」
俳優の荒牧慶彦が主演を務める舞台「あいつが上手で下手が僕で」シーズン2が4日、大阪公演をもって大千穐楽を迎えた。このたび、シーズン1のドラマ・舞台を経たシーズン2の舞台のラストからストーリーが展開されるシーズン2のドラマ放送が2023年4月期に決定した。
舞台シーズン2が4日、大千穐楽を迎えた
俳優の荒牧慶彦が主演を務める舞台「あいつが上手で下手が僕で」シーズン2が4日、大阪公演をもって大千穐楽を迎えた。このたび、シーズン1のドラマ・舞台を経たシーズン2の舞台のラストからストーリーが展開されるシーズン2のドラマ放送が2023年4月期に決定した。
エクソダスをはじめとするシーズン1のコンビたちに加え、シーズン2の舞台で個性が際立ったラストワルツ、ノノクラゲ、ねあんでるもシーズン2のドラマに参加。舞台から続くドラマのあらすじも併せて発表となった。
芸人たちが集う楽屋の賑(にぎ)やかさだけで辛うじて生気を保っていた湘南劇場。しかし、らふちゅーぶ・アマゲン・ロングリードらが徐々に仕事が増えてきたことで楽屋は閑散。取り残されたエクソダスの嫉妬の空気で充満した劇場は“墓場”と化していた。そこにやってきたのはパチファンラストイヤーのラストワルツ、幼なじみコンビのノノクラゲ、SNSの新星ねあんでるの3組。総勢7組となった湘南劇場は、いつになく活気づいていた。しかし、3か月がたち、再び客足は遠のきいつもの姿に戻っていた。
そんな怠け始めた芸人たちに活を入れるため新たな支配人が訪れ、売れない芸人を雇うだけの余裕はないとして、ランキング制を導入し、最下位のコンビは湘南劇場からクビになると掲げた。誰がどうみても最下位であるエクソダスは、解散を賭け、一世一代の大勝負に出る。本作は、まだ諦めたくないいい歳取った大の大人達が、誰かを、そして自分達を満たすため、必死になって「笑い」を求め、悩み、つかみ取ろうとする青春群像劇だ。
さらに、シーズン2のドラマに登場する主要キャストの集合写真と、時浦可偉を演じる荒牧のコメント、「カミシモ」の総合演出をつとめる橋本和明氏からのコメントも到着。
荒牧は「またまた夢をつかむため、そして笑いを取るため湘南劇場での青春群像劇が始まります! 芸人の数も増え、さらに盛り上がること間違いなしの湘南劇場。しかし全然陽の目を浴びないエクソダスがどうするのか、このままでいいのか。悩みながらももがき続ける彼らの奮闘を見守っていただけるとうれしいです」とアピールした。
総合演出の橋本は「今回も、夢を追うことの楽しさと苦しさがいっぱい詰まったストーリーです。エクソダス、そして新たに加わる3組を中心に、前作からのコンビも出演して、撮影現場はとんでもない熱気になると思います。ヨーロッパ企画さんの繊細な台本、役者たちが魂を込めた言葉の応酬、舞台に負けない熱量を、テレビの前でぜひ感じていただければと思います」と意気込んだ。