じゅんいちダビッドソン「本田圭佑を代表監督に」 “本気”の待望論…8強ご褒美プランも
サッカーW杯カタール大会での日本代表の躍進を受け、元日本代表の本田圭佑“ものまねネタ”でおなじみの芸人・じゅんいちダビッドソンが、新境地を切り開いている。本田のABEMA“神解説”の完コピだ。この「本田さん解説ものまねネタ」で仕事オファーが激増。じゅんいちは以前から本田と交流を持ち、W杯期間中も実際にLINEでやりとりを続けている。ある待望論が沸き起こる本田への熱い思い、そして、悲願のベスト8入りを目指す日本代表チームに伝えたい“ご褒美プラン”があるというのだ。緊急取材した。
緊急取材 “名言・神解説”「8割似ていればOK」から完成度が進化
サッカーW杯カタール大会での日本代表の躍進を受け、元日本代表の本田圭佑“ものまねネタ”でおなじみの芸人・じゅんいちダビッドソンが、新境地を切り開いている。本田のABEMA“神解説”の完コピだ。この「本田さん解説ものまねネタ」で仕事オファーが激増。じゅんいちは以前から本田と交流を持ち、W杯期間中も実際にLINEでやりとりを続けている。ある待望論が沸き起こる本田への熱い思い、そして、悲願のベスト8入りを目指す日本代表チームに伝えたい“ご褒美プラン”があるというのだ。緊急取材した。(取材・文=吉原知也)
「死の組」と呼ばれた1次リーグE組で、日本代表は快挙をやってのけた。初戦のドイツ戦で逆転勝ちを収めると、コスタリカに黒星を喫したものの、スペインとの最終戦でまたも逆転劇の歴史的勝利。グループ首位で、2大会連続となる決勝トーナメント進出を決めた。
じゅんいちは日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」の収録現場で、劇的勝利を見届けた。
「もう今までにないぐらいの驚きと感動です。世界チャンピオンのチームを破っているわけですから、シンプルにすごい。スペインに先制された時点では『やっぱり無理か』と思いましたけど、後半の交代策、戦術がはまって。歴史的勝利ですよね。スペインにもドイツにも勝って、1次リーグを1位で通過したというのは『やべえな』。その一言です」
11月23日のドイツ戦の劇的勝利から、W杯関連の仕事の依頼がどんどん舞い込むように。それは、ABEMAで現地試合解説を行っている本田の解説ものまねネタだ。これまでとは違うポイントを求められているという。
「僕のネタはこれまでは、本田選手のキャラクターを落とし込んではめていくような形で、8割似ていればOKだったのですが、今回は情報番組を中心に皆さんから『コピーしてください』というオファーが来ています。なので、『面白い』よりも『似ている』を優先でやっているんです。かなり完成度は高いのかな、と。完コピに近いと思っています」と自信を込める。
戦術や選手起用について明快に分析し、時に関西弁で感情を押し出す、本田の解説スタイル。「さん付け」、いきなり飛び出す名言まで、話題をさらいまくっている。
「名言ですか? なんやろ、いっぱいあり過ぎて(笑)。やっぱりバズっている言葉でいくと、『佑都のパスが雑い』ですかね。あと、個人的には『テクノロジー発動』は面白かったですね。もう名言集ができますよね」
さらに、「本田さん解説」のすごみについて、“じゅんいち流解説”を加える。
「エンタメとして見ると、本田選手は“楽しませ好き”な人間だと思うので、わりと面白いワードが出てくるのではないでしょうか。でも、それを狙っているわけではなく、結果的に名言が出てくる。そこが面白いのだと思います。
それに、我々素人にも分かりやすく解説をしてくれる。聞いていると、本当にサッカーの勉強になるんですよ。選手交代について言い当てることも多いですよね。本田選手はもちろん戦術にも造詣が深いので、その点もすごい。インスタか何かでライブ配信をしているのを見ていたのですが、コスタリカ戦の戦術と選手起用のギャップについての話をしていて、『こんなところまで考えてるんや』と実感しました。本田圭佑の解説はひと味違う。それは、みんな思っているのではないでしょうか」
驚きのLINE「W杯の話は一切せず、やりとりが終わりました(笑)」
今大会期間中も本田とLINEのやりとりをしているじゅんいち。スペイン戦の前日に驚きの“会話”があったというのだ。
「(本田が発起人を務める)オンラインサロンで運営する『EDO ALL UNITED』というサッカークラブがあって、僕は会員として入っています。本名『内海潤一(うちのうみ・じゅんいち)』で登録しているのですが、本田選手から『本名で入っているのは気付きませんでした』という連絡をもらったんです。『内海』の漢字や読み方も話題になって、僕が『確かにイメージないですよね』と返したら、『いや、すみません。全くイメージないです』って。僕の方から、『しかも、これ、うちのうみと読むんです』と教えたら、『そうなんですね。読める人いませんよね』みたいな感想のメッセージが来て。僕は『そうなんです。誰にも呼ばれたことないですわ』って。このやりとり、なんやろな、ただの連れみたいですよね(笑)。
しかも、スペイン戦を控えているというのに、W杯の話は一切せず、やりとりが終わりました(笑)。もしかしたら、本田選手は時間を切り分けて、W杯解説以外の時間帯で、他のビジネスについて集中して使っているのかもしれません」
ここで、本田の今後について熱烈要望を口にした。
「世の中の皆さんからしたら、『日本代表監督をやってほしい』なんて声も多いと思うんですよね。今回のW杯が終わって、次を考えた時に、サッカー日本代表やサッカー自体の人気をもっと高めて、サッカーというコンテンツ自体をもっとビッグにしていくには、やっぱりアイコンというものが必要になってくると思います。なので、本田圭佑を代表監督にしてもいいんじゃないかな。個人的にはそう思っています。ライセンスの問題があると思いますので、僕がS級ライセンスを手作りします(笑)」。日本サッカー界の未来を見据えた“ビッグプラン”をぶち上げた。
運命の決勝トーナメント1回戦・クロアチア戦は、6日午前0時にキックオフ。快進撃を続ける代表チームに、キャンプ芸人らしい仰天のご褒美プランを構想している。
「実は大会前から、ベスト8に行ったら、長野県にある僕のキャンプ場に、代表選手全員をバーベキューに招待して、めっちゃうまいステーキをごちそうするということを言っていました。それが、マジで現実味を帯びてきました。
これ、ベスト8が決まった瞬間に、どの銘柄の牛肉がいいか考えなあかんですね。あと、各選手の連絡先を調べ始めないと(笑)。現在の代表チームだと、鎌田(大地)選手しか知らないのですが…。あっ、でも海外組が多い中で、ウインターブレークにわざわざ来てくれるのかな(笑)」。熱いエールを送りながら、ご褒美企画の準備。さらなる“ドーハの歓喜”を待っている。