W杯スペイン戦の“VAR弾” 「VARがなければ?」質問に元審判が解答「見極めるのは不可能」
サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会は2日、E組で日本がスペインに2-1で逆転勝ち。グループ首位で決勝トーナメント進出を決めた。後半6分に田中碧が2点目を入れた場面ついて、直前のプレーでゴールラインを割っていたのではないかと海外で論争に発展していたが、FIFAが公式見解を示すまでの事態となった。このシーンについて、日本人の審判員が持論を展開している。
「これは静止画でアップにして初めてわかるもの」
サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会は2日、E組で日本がスペインに2-1で逆転勝ち。グループ首位で決勝トーナメント進出を決めた。後半6分に田中碧が2点目を入れた場面ついて、直前のプレーでゴールラインを割っていたのではないかと海外で論争に発展していたが、FIFAが公式見解を示すまでの事態となった。このシーンについて、日本人の審判員が持論を展開している。
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堂安のクロスがファーへ。三笘がライン際から折り返し、最後は田中が押し込んだ。三笘が折り返した位置がゴールラインを割っていたかどうかVAR判定となったが、ゴールが認められ、日本が逆転に成功した。
ゴールラインを割っているか否か――。海外でも大きな論争となったこのシーンについて、自身のツイッターで言及したのは家本政明氏だ。
歴代最多となるJリーグ通算516試合の主審を務めたキャリアを持つ同氏は、ツイッターユーザーからの「家本さんへ質問です これJリーグ、特にVARが無いJ2やJ3であればどのようなジャッチになっていたもしくは、どのような対応されましたか?」という質問が。
これに対して、「これは静止画でアップにして初めてわかるものであってリアルタイムで正確に見極めるのは人間には不可能です。競技規則が『審判も人間なのでミスをする。だから審判と判定をリスペクトしよう』といっている意味を理解する事はとても大事です。ちなみにこの試合、現場の審判の判定はゴールキックでした」と返答している。