「お前は世界で一番幸せな男だと言いたい」那須川天心、自身の格闘技人生称える
格闘家の那須川天心が30日、都内で実施された「GQ MEN OF THE YEAR 2022」の授賞式に参加した。授賞式前に行われたフォトコールにて、自身の格闘技人生を振り返って「『お前は世界で一番幸せな男だ』と言ってあげたい」と語った。
キックボクシング無敗でボクシング転向
格闘家の那須川天心が30日、都内で実施された「GQ MEN OF THE YEAR 2022」の授賞式に参加した。授賞式前に行われたフォトコールにて、自身の格闘技人生を振り返って「『お前は世界で一番幸せな男だ』と言ってあげたい」と語った。
今年で17年目を迎える「GQ MEN OF THE YEAR」は芸能、文化、スポーツ、ビジネスなど各分野で活躍した人たちを称える賞。今年は3年ぶりのリアル開催となった。
那須川は今年6月に「THE MATCH 2022」で武尊と世紀の一戦を繰り広げ、キックボクサーとして有終の美を飾った。キックボクシング無敗のままボクシングに転向するなど、これまでの実績とチャレンジ精神をたたえて、メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・スポーツマン賞が贈られた。
今後の展望を問われて「キックは卒業したので、来年からボクシングの選手として活躍できるように」と述べ、さらに「今までのキャリアとか立場とか全部僕は関係ないと思っている。また一からしっかりスタートしたい。こういった立場から挑戦する姿を、他の格闘技の選手や他の競技の人たち、生きている人たちへ、感動や希望を、僕の体をもって証明したいです」と意気込んだ。
もしキックボクシングを始めた当初の自分に声をかけるなら「よくやったなと思います。僕がキックを始めて、プロになろうとなったとき、最初はテレビでK-1をやっていたけれど、それがなくなっちゃった。どういうことをすればいいかという状態から始まった」と当時の思いを吐露。「そこから、地上波で試合してもらったり、東京ドームで大きい試合ができた。たくさんの方々のおかげですし、自分も諦めずにやってきてよかったなと思います。続けてきてよかったです。『お前は世界で一番幸せな男だ』と言ってあげたい」とほほ笑んだ。
今回は那須川のほか、ラッパーのAwich、俳優の大泉洋、作家の川上未映子、モデル・インフルエンサーの川原渓青、Sexy Zone、芸人のチョコレートプラネット、俳優の町田啓太にも各賞が贈られた。