【鎌倉殿の13人】実衣の野心、そして涙 鎌倉殿の後継者をめぐり深まる溝
俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。27日に放送された第45回では、義時から太刀持ちの役割を強奪した源仲章(生田斗真)が義時と間違われて公暁(寛一郎)に斬られて果てる様子が描かれた。また、それを見た実朝(柿澤勇人)は一瞬、小刀を握るが、すべてを悟ったかのように手から落として公暁にうなずき、公暁に切られた。その公暁も三浦義村(山本耕史)に命を奪われた。鎌倉はどうなるのか。気になる4日放送の第46回の見どころを探った。
小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ 第46回の見どころを探る
俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。27日に放送された第45回では、義時から太刀持ちの役割を強奪した源仲章(生田斗真)が義時と間違われて公暁(寛一郎)に斬られて果てる様子が描かれた。また、それを見た実朝(柿澤勇人)は一瞬、小刀を握るが、すべてを悟ったかのように手から落として公暁にうなずき、公暁に切られた。その公暁も三浦義村(山本耕史)に命を奪われた。鎌倉はどうなるのか。気になる4日放送の第46回の見どころを探った。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
NHKによると、新たな鎌倉殿を迎えようと朝廷に伺いを立てる北条義時、大江広元(栗原英雄)たち。実衣(宮澤エマ)が野心を燃やし、三浦義村が暗躍する中、京では鎌倉への不信感をさらに高めた後鳥羽上皇(尾上松也)が、藤原兼子(シルビア・グラブ)、慈円(山寺宏一)と共に今後を見据え、鎌倉への圧力を強めていく。一方、北条家では、思い悩む泰時(坂口健太郎)をよそに、のえ(菊地凛子)が愛息・政村(新原泰佑)を……という展開に。
作品の公式サイトの第46回の予告映像では、冒頭、ナレーションの「行く手を阻むものは何人たりとも許さない」という声が聞こえてきた。その後、義時の「息子 時元(森優作)を鎌倉殿にしようと画策した」という声と政子(小池栄子)の「実衣(宮澤エマ)をどうするつもりですか」という声。同時に「実衣を断罪」という字幕もあった。そして義時の「首をはねる」という声が聞こえた。終盤には「鎌倉殿の後継者をめぐり深まる溝」というナレーションと「朝廷との溝」という字幕、義時の「鎌倉は誰にも渡さん」という声があった。
鎌倉殿の後継者をめぐり混沌(こんとん)としてきた状況での実衣の行動。実衣が涙を流す映像もあったが実衣はどうなってしまうのか。また、後鳥羽上皇と鎌倉との溝がいよいよ本格化してくる気配だ。第46回はどういう展開になるのか。注目したい。