「THE MANZAI」マスターズ出場者発表 錦鯉、アンタッチャブル、爆笑問題ら全22組
タレントのビートたけしが最高顧問を務め、お笑いコンビ「ナインティナイン」の2人がMCを務める「THE MANZAI 2022 マスターズ」が、12月4日午後7時からフジテレビ系で放送される。このたび、マスターズに出場する漫才師のラインナップが27日に発表された。
ミキは初めてマスターとして出場
タレントのビートたけしが最高顧問を務め、お笑いコンビ「ナインティナイン」の2人がMCを務める「THE MANZAI 2022 マスターズ」が、12月4日午後7時からフジテレビ系で放送される。このたび、マスターズに出場する漫才師のラインナップが27日に発表された。
「THE MANZAI マスターズ」は、人気と実力を兼ね備えた漫才の名手(マスター)が一堂に会する、年に1度の漫才最高峰の祭典。出場を果たすのは、当番組主催のTHE MANZAI実行委員会によって選出された、誰もが認める漫才の名手“THE MANZAIマスター”たち。
番組MCを務めるのは、THE MANZAI最高顧問のたけし、ナインティナインの岡村隆史、矢部浩之というおなじみの3人。「THE MANZAI」では毎回、その年を象徴する有名人やキャラクターのコスプレを披露し、岡村と矢部を驚かせているたけしだが、今回は、2022年に56本塁打を記録し、史上最年少で3冠王に輝いた東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手と同じ、背番号「55」のユニホームを着て登場する。
そして珠玉のネタを披露する漫才の名手“THE MANZAIマスター”の顔ぶれが明らかになった。アンタッチャブル、海原やすよ ともこ、おぎやはぎ、かまいたち、銀シャリ、サンドウィッチマン、霜降り明星、タカアンドトシ、千鳥、テンダラー、ナイツ、中川家、錦鯉、NON STYLE、博多華丸・大吉、爆笑問題、パンクブーブー、フットボールアワー、マヂカルラブリー、ミキ、ミルクボーイ、笑い飯の全22組が登場する。
昨年「M-1グランプリ2021」(テレビ朝日系)で涙の優勝を遂げた錦鯉が、念願の「THE MANZAI マスターズ」初出場を果たすほか、タカアンドトシ、博多華丸・大吉、おぎやはぎらは、ここでしか見られない漫才を披露する。さらにアンタッチャブル、フットボールアワーといった王者も続々と登場。また、これまで4回にわたり、プレマスターズを勝ち抜いてマスターズ出場をものにしてきたミキが、満を持して今回、マスターとして出演を果たす。
さらに、27日午後4時放送の「THE MANZAI 2022 プレマスターズ」(関東ローカル)の観覧投票で1位に選ばれた若手1組が、推薦枠としてマスターズに招待する。出場するのはからし蓮根、キュウ、シシガシラ、ストレッチーズ、男性ブランコ、TCクラクション、トム・ブラウン、ニッポンの社長、人間横丁、パンプキンポテトフライ、ビスケットブラザーズ、ヘンダーソン、ラパルフェ、隣人の14組。結果は、4日の放送で明かされる。
番組の収録を終えて、たけしは「みんな本当に頑張ってるよね。ネタ作りが大変だと思う。今や漫才は、ネタの内容とか掛け合いのレベルが、もう行き着くところまで行ってしまったようなところがあって。だから、それをなんとか変えてやろうっていうことで、いかにも昔風な漫才を少し形を変えてやってみたり、コントの要素を加えてみたり、どのコンビも相当苦労してる。そうやって、どんどんネタが進化していくんだろうね」と感想を語った。
また、マスターズ初出場の錦鯉について「錦鯉のやり方というか、押し出し方っていうのは、実はすごく古いタイプのネタなんだよね。パッチーンって頭たたかれながら、“こーんにーちわー!”なんてさ(笑)。昔だったら、“クサいよ、それ!”って言われちゃうようなネタなの。だけど今、それを正面切って見せられると、逆に新鮮に感じて笑っちゃうんだよ(笑)。なかなか面白かったね」と評価した。
岡村は「毎年のことですけれども、今回もやっぱりおもろかったですね~」とコメント。相方の矢部も「みなさん新ネタを披露されていて、改めてすごいことやなと思いましたね。その分、緊張感もあって、そこもまた面白かったです」と出場者たちをたたえた。