蛙亭・中野周平、アニメアフレコ初挑戦 「うる星やつら」出演に「震えております」

お笑いコンビ「蛙亭」の中野周平が、フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送中のテレビアニメ「うる星やつら」第7話に、“プールの妖怪”役として出演していることが22日、分かった。中野がアニメのアフレコに挑戦するのは今回が初となる。

「うる星やつら」でアフレコに挑戦する蛙亭・中野周平【写真:(C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会】
「うる星やつら」でアフレコに挑戦する蛙亭・中野周平【写真:(C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会】

豪華声優陣との収録は「夢のような時間でした」

 お笑いコンビ「蛙亭」の中野周平が、フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送中のテレビアニメ「うる星やつら」第7話に、“プールの妖怪”役として出演していることが22日、分かった。中野がアニメのアフレコに挑戦するのは今回が初となる。

 同作は、今なお第一線で活躍する高橋留美子による鮮烈のデビュー作。地球“最凶”の高校生・諸星あたると、宇宙から舞い降りた“鬼っ娘”美少女ラム、2人の出会いからすべてが始まるラブコメディーだ。

 主人公の“ダーリン”こと諸星あたる役を神谷浩史、ヒロイン・ラム役を上坂すみれ、三宅しのぶ役を内田真礼、面堂終太郎役を宮野真守、チェリーこと錯乱坊役に高木渉、サクラ役を沢城みゆき、ラン役を花澤香菜、レイ役を小西克幸、おユキ役を早見沙織、弁天役を石上静香、クラマ姫役を水樹奈々、温泉マーク役を三宅健太、尾津乃つばめ役を櫻井孝宏、面堂了子役を井上麻里奈、あたる父を古川登志夫、あたる母を戸田恵子、ラム父を小山力也、ラム母を平野文が演じる。

 第7話で中野が演じるのは、面堂家のプールの底に棲みつく妖怪。アニメのアフレコが初挑戦だったという中野は「神谷さんと上坂さんが緊張しないように話しかけてくださり、高木さんがくしゃみをした僕にティッシュを別部屋から持ってきてくださったりと、優しさのお陰様で夢のような時間でした」と収録を振り返った。

 また、自身が演じる“プールの妖怪”については「白々しいくらいにかわいくて大好きな妖怪。のほほんとしてますが愛に生きる熱い一面も持っています。演じててとっても楽しかったです。皆さんにも愛してもらえると嬉しいです!」とコメント。同作について「初めて読んだのは中学生のころでした。絵を描くのが大好きな僕は、当時ラムちゃんの絵……ではなくクラマの絵をひたすらに描いていました。あの髪型を描くのが好きでした。牛若丸の回を何度も見ていたのを覚えています。そんな作品に、今! 僕が!? と震えております」と明かしている。

 さらに、中野にオファーした高橋秀弥監督からもコメントが到着。「プールの妖怪は数奇な運命に翻弄されるもポジティブで可愛いキャラクターです。コント師として活躍される蛙亭の中野さんの声に、純朴さの中にある哀愁を感じぜひお願いしたいと思いました。バラエティー番組でのナレーションや声優経験もある方でしたので、演技力はもちろん現場での対応力がとても素晴らしかったです! 皆さまも中野さんが演じるプールの妖怪に、癒やされてください」と太鼓判を押した。

※高橋秀弥監督の「高」の正式表記ははしごだか

次のページへ (2/2) 【写真】“プールの妖怪”とラムの共演シーン
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