【舞いあがれ!】福原遥、航空学校の専門用語に苦戦「目と口と耳、全部に入れて覚えた」

NHKの連続テレビ小説「舞いあがれ!」(毎週月~土曜、午前8時)が、21日の放送から航空学校編となることで、主人公・岩倉舞を演じる女優の福原遥がコメントを発表した。福原は撮影前に実際に飛行機を操縦したという。

航空学校の学生となる舞を演じる福原遥【写真:(C)NHK】
航空学校の学生となる舞を演じる福原遥【写真:(C)NHK】

21日の放送から始まる第8週で主人公・岩倉舞の活躍の舞台は航空学校に

 NHKの連続テレビ小説「舞いあがれ!」(毎週月~土曜、午前8時)が、21日の放送から航空学校編となることで、主人公・岩倉舞を演じる女優の福原遥がコメントを発表した。福原は撮影前に実際に飛行機を操縦したという。

「一生体験することはないだろうなと思うような体験をさせていただきました。(必要な講習を受けて許可書を取得したうえで)実際に訓練区域内を飛行し、少し曲がったり下がったりさせてもらいました。操縦桿(かん)を少し動かすだけで機体は結構曲がるので緊張しました。車を運転した経験がなかったら、もっと焦っていたかもしれないです。景色もすごくきれいで感動的でした。操縦席からの景色は客席からとは全然違って目の前一面が空なんです。雲の上だから本当に夢の中のようで『今、現実なのかな』と不思議な感覚になりました。こんな経験は2度とないから、ちゃんと目に焼き付けておかなくちゃ! って。小型飛行機のプロペラの音がすごく体に響いたのも、印象に残っています。お芝居するうえでとても役立つ体験でした」

 航空学校編で大変だったことは何だろう。

「本当に難しい専門用語が多くて、セリフに苦戦しました。普通の勉強も苦手なので、こんなに頭が良い航空学生のセリフ、どこから覚えよう……と。単語をひとつずつ必死で覚えて、その意味を実際の訓練生の方に教えてもらって、皆さんに助けていただきました。覚えるコツを皆さんに聞きたいくらいです。私はまず言葉の意味を知って、あとはひたすら口に出して読んで、耳で聞く。目と口と耳、全部に入れて覚えました。共演者のみんなも難しいセリフがいっぱいで、一緒に頑張ろうね、と励まし合いながらやっていました」

 航空学校編の現場はどんな雰囲気かも紹介。

「航空学校編の共演者のみなさんとは、気づかない間にまとまっていた感覚です。プライベートというよりも、スタジオに入ってお芝居をしていく中でみんなが仲良くなっている感覚でした。それがうれしいですね。ひとつのところに向かって一緒に頑張ろう! という見えない絆みたいなものを感じられて、居心地がいいんです。それぞれがいい作品にしたい! という強い思いを持っているのも心強いです。このメンバーでよかったとすごく思いました。矢野倫子役の山崎紘菜さんとは、5年ほど前に共演したときから仲良し。今回も一緒と聞いたときは、本当に心強かったです。役としても厚い友情で結ばれる設定だったので、もうそのままできるなと思いました。紘菜さんは、いつもみんなを笑わせて笑顔にしてくれます」

 印象的なシーンも紹介してくれた。

「柏木さん(目黒蓮さん)と舞は、正反対の2人。柏木さんの登場シーンは、私自身も『なに~(怒)!?』と思ったぐらい、本当に失礼でしたよね(笑)。でも、舞がムキになったり怒ったりする相手って、お兄ちゃんは別として、初めてなんです。けんかしながらも、なんでも言い合える、そんな関係性がすてきだなと思いました。舞が人と言い争うシーンは他にあまりないので撮影もすごく楽しかったです」

 最後は航空学校編の見どころをPRした。

「航空学校は、本当に厳しい世界。まさか舞がそこに行くとは、小さな頃の姿から想像もできませんでした。人ってこんなに変われるんだ、こんなに成長できるんだとこの作品に私自身も励まされています。『自分で何かしたい』『自分でこのチームをまとめなきゃ』と、行動に移せるようになってきた舞の成長にご注目ください。今週以降は、個性豊かなメンバーとの掛け合いも増えていきます。テンポよく演じてコメディー要素も楽しんでもらえたらいいなと思っていますので、皆さまどうぞお楽しみに」

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