【ONE】計量失敗の平田樹、ハム・ソヒとの対決消滅 勝てばタイトルマッチの夢絶たれる

アジア最大の総合格闘技「ONEチャンピオンシップ」は19日、格闘技イベント「ONE 163」(19日、ABEMAでPPV配信、シンガポール・インドアスタジアム)で行われる予定であったアトム級(52.2キロ)マッチの元RIZINファイターのハム・ソヒ(韓国)と平田樹(フリー)のカードがなくなったことを発表した。

平田樹(左)とハム・ソヒ【写真:ENCOUNT編集部】
平田樹(左)とハム・ソヒ【写真:ENCOUNT編集部】

ハイドレーションテストをパスしなかった平田との対戦をハム・ソヒが拒否

 アジア最大の総合格闘技「ONEチャンピオンシップ」は19日、格闘技イベント「ONE 163」(19日、ABEMAでPPV配信、シンガポール・インドアスタジアム)で行われる予定であったアトム級(52.2キロ)マッチの元RIZINファイターのハム・ソヒ(韓国)と平田樹(フリー)のカードがなくなったことを発表した。

 同カードを巡っては18日に行われた1回目の計量で体重は約200グラムオーバー。ハイドレーション(尿比重)テストの基準値「1.00250」も下回ることができなかった。約2時間後の再計量でも体重を落とし切れず、ハイドレーションテストも「1.00331」で、ボーダーラインを下回れなかった。一方のソヒは尿比重を「1.00031」。体重も114ポンド(51.70キロ)で一発クリア。

 平田は8月の前戦でもハイドレーションテストで既定の数値をクリアできず、キャッチウェイトでの試合となっていた。

 平田が制限時間以内にハイドレーションテストを通過できなかったため、ソヒが試合を受け入れず、不成立となった。

 勝てばアトム級王者のアンジェラ・リーとの対戦が用意されていた同試合。平田本人だけでなく、ファンも大きく肩を落とす結果となった。

 なお若松佑弥―ウ・ソンフン(韓国)は139ポンドのキャッチウエイトになり、若松がファイトマネーの40%をソンフンに、品川朝陽―ルイ・ボテーリョ(ポルトガル)は126ポンドのキャッチウエイトになり品川がボテーリョにファイトマネーの20%を渡すことになっている。

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