広瀬すず、主演映画が来年6月に公開 不機嫌そうなワケありOLに役に「どうして、私?」
女優の広瀬すずが、2023年6月より全国でロードショーされる映画「水は海に向かって流れる」で主演を務めることが17日、発表された。
ティザービジュアルと超特報映像も解禁
女優の広瀬すずが、2023年6月より全国でロードショーされる映画「水は海に向かって流れる」で主演を務めることが17日、発表された。
25歳人気女優のクルマ愛…免許はマニュアル取得、愛車はSUV(JAF Mate Onlineへ)
田島列島の傑作漫画「水は海に向かって流れる」が原作。ある雨の日の思いがけない出会いから始まる物語で、過去の出来事から心を閉ざしてしまい、どこか冷めていて、日々を淡々と過ごす26歳のOL・榊(広瀬)。「恋愛はしない」と宣言する彼女の止まっていた時間が動き出す様子を描いた作品。
この度、ティザービジュアルと超特報映像も解禁。ビジュアルでは、大人の雰囲気をまといつつも心に何かを抱えているような、これまでにないクールな表情を浮かべる広瀬に注目。また、超特報映像では、本作でも重要なシーンのひとつ「ある雨の日の思いがけない出会い」を切り取っている。雨と傘を開く音が印象的で、さらに、榊さんの不機嫌そうな声と表情、海で美しく映し出される横顔、「俺がいなければ、この人の肩が濡れることはなかったのに」という言葉……。この物語の行方を見届けずにはいられなくなる映像となっている。
シェアハウスに住むいつも不機嫌そうなワケありOL・榊千紗(さかき・ちさ)を演じる、広瀬すずのコメントは下記の通り。
「お話をいただいたとき、『どうして、私なんだろう?』というのが率直な感想でした。ここまでクールで、感情がつかみにくい役も初めてでしたが、いつか、やってみたいと思っていた役でもありました。実際に撮影に参加させていただいて、すごく楽しかったです。
私自身も我慢するタイプなので、彼女の気持ちを理解できる部分は多くありました。ある過去の出来事をきっかけに人に期待し過ぎず、自分の中にちゃんと信念を持ち、そして、とても優しい榊さんは年上ですが、寄り添ってあげたくなる人です。そんな彼女が、信じたいと思える人に出会い、固く結ばれた糸がほぐれていくように変化していく様を大切に演じました。作品の中での感情が波のように流れていったり、静かになったりする感覚が好きだなと思っていました。人との向き合い方、その大事な部分が繊細に描かれている優しい作品です。観る人それぞれに、感じてもらえることがきっとあると思っています」