人気カードゲーム「ポケモンカード」公認イラストレーターのさいとうなおき氏が14日、自身のサイン入りカードが高額転売されていることに対しての複雑な胸中を自身のツイッターで明かした。

　東京・秋葉原のポケモンカード専門店が13日、さいとうなおき氏のサイン入りカードの入荷をツイッターで報告。「リーリエ（エクストラバトルの日）」でその値段は驚きの「15980000円」だ。さらにこの1枚を「世界で1枚のカードでございます　是非当店に御来店頂き、ご覧下さいませ」と紹介していた。

　同カードには「AKIRAさん!!」と宛名も記されており、「2022.9.25」と日付も入っている。個人のために書かれたサインカードであることが分かる。

　心無い“転売”にネット上では「これはダメだろ!!」「失礼すぎる」などの声があがっていた。

　これを受けてさいとう氏はツイッターを更新。「サインカード転売の件、ご本人のお名前入れの対策を徹底してたんですが予想外でした」と困惑の様子。「自分の所有物ですから、僕がアレコレ言う権利ないですし、買う買わないもお店の判断ですけど、単純に僕がしばらく怖くて人前に出にくくなって困ります」と複雑な胸中を明かした。

　そして、「AKIRAァ！僕はしっかり顔覚えてるぞ！！！」とサインを宛てた相手へのメッセージも添えた。