45歳の彫り師・バン仲村、大学学費を自力で工面「農作業をしながら果物を使って」
朝倉未来がスペシャルアドバイザーを務める1分間最強を決める格闘技エンターテインメント「BreakingDown6」で同イベントCEOのYUGO氏にKO勝利したバン仲村。15日までに未来のYouTubeチャンネルに出演し、自身の意外な過去について語っている。
「BreakingDown6」ではKO勝利
朝倉未来がスペシャルアドバイザーを務める1分間最強を決める格闘技エンターテインメント「BreakingDown6」で同イベントCEOのYUGO氏にKO勝利したバン仲村。15日までに未来のYouTubeチャンネルに出演し、自身の意外な過去について語っている。
45歳の彫り師という肩書きで「BreakingDown5」のオーディション時から注目度の高かったバン仲村。「ここに出てこれるような人物ではなかった」と“アウトローのカリスマ”瓜田純士をビビらせ、濃いキャラクターに視聴者は魅了されていった。
未来に過去について問われるとバン仲村は「ひけらかすわけじゃないけれど、大学院まで出て、その後も大学の職員として働いていたりしていました。もともと、高校生まではプロサッカー選手を目指していて、でも一歩届かなかったんですよ。ジェフ・ユナイテッド千葉ってところの練習生、契約候補生みたいなところは行ったんだけれど本契約には至らなかった」と明かす。
これに未来は「体のポテンシャルがすごい。瞬発力。運動神経が良いんだろうなと思っていました」と納得のようだった。
なぜ大学に行ったのかについてもバン仲村は口にする。
「(それまでは)偏差値っていうのも知らないで生きてきた。1番嫌いなこと、“勉強”をやってみようって。1番嫌いなことに手をつけたらもしかしたら人生変わるかなと思って、浪人という生活を選んだんです。本当に基本を1日10時間っていう勉強をただ1年間ひたすら繰り返して、そしたら大学に合格することができました」
大学合格と時期を同じくして父親が他界したという。バン仲村は「大学の学費も全部自分で払っていました。実家が農業で山梨でぶどうを作っていたんですよ。親父が死んだその後から農家として農作業をしながら1年に1回、収入を得られる果物を使って大学の学費を捻出(ねんしゅつ)してという形でした」と当時を振り返っていた。
これには未来も見た目とのギャップに驚いたようだった。