ケツメイシ、総動員15万人の20周年記念全国アリーナツアーを完走 涙するファンも
4人組のラップグループ「ケツメイシ」による20周年記念全国アリーナツアー「KTM TOUR 2022 20th Anniversary 『時代は変わるぜよ!!』どんだけ~」のツアーファイナルが、13日に宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで行われた。
全国10都市20公演 有観客でのツアーを行うのは2年10か月ぶり
4人組のラップグループ「ケツメイシ」による20周年記念全国アリーナツアー「KTM TOUR 2022 20th Anniversary 『時代は変わるぜよ!!』どんだけ~」のツアーファイナルが、13日に宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで行われた。
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5月14日の神戸ワールド記念ホール公演を皮切りに、全国10都市20公演を行ってきたケツメイシ。今回のツアーは、これまでの代表曲から昨年12月に発売されたアルバム「ケツノポリス 12」収録曲まで、オールタイムなケツメイシを楽しめる内容となった。
13日の最終公演では、冒頭、リーダーの大蔵が「仙台、宮城、東北、おまたせ! ファイナル行きましょうか」と呼びかけた。1曲目は最新アルバム「ケツノポリス12」収録の「ALL SET」。ケツメイシらしいアップテンポのラップ曲でいきなり会場のボルテージが一気に上がり、続くパートでは、2014年3月リリース「カリフォルニー」、03年7月リリース「夏の思い出」などケツメイシの人気の夏定番ソングで会場を温めた。
その後、バラードパートでは一転。初出場を果たした第72回紅白歌合戦にて歌唱した「ライフイズビューティフル」、卒業ソングや同窓会のカラオケ定番曲としても人気の「仲間」など3曲を歌唱。涙を流す来場者も多数見受けられ、万雷の握手が沸き起こった。
また、ライブ中盤では、ケツメイシのツアーでは定番となっているコントコーナー。「時代は変わるぜよ!!」のタイトル通り、“幕末時代”をコンセプトにしたステージセットで幕末の志士に扮したメンバーによるコントが繰り広げられ、会場は笑いに包まれた。
後半は、第101回全国高校ラグビー大会のテーマソング「走り続けた日々」やTikTokでも注目された「いい感じ」、1stアルバム「ケツノポリス」に収録され、ファン投票1位となった「ビールボーイ」、そして、ケツメイシ流のパーティーチューン「パーリーピーポー」で本編を締めくくった。
アンコールでは、誰もが経験する30代に突入することを切り口に、歳を重ねることが悪くないと思わせる歌詞で共感を呼ぶ「三十路ボンバイエ」、ファンも一緒に踊れる振り付けが特徴の「LOVE LOVE Summer」、ラストは近年のツアーでは定番となっているサマーアンセム「RHYTHM OF THE SUN」で会場のボルテージが最高潮に達した。
今回の20周年記念全国アリーナツアーは、当初は2021年に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため約1年の延期に。有観客でのツアーを行うのは、19 年7月7日に最終日を迎えたツアー「KTM TOUR 2019 荒野をさすらう4人のガンマン」沖縄公演以来約2年10か月ぶり。
最後のMCで、大蔵は「10か所20公演、遊びに来てくれて、元気と笑顔をありがとうございます。仙台だけでなく、各地からファイナルだからと集ってくれた皆様、本当にありがとうございました。またこういう大きなツアーができるように曲を作り続けて、歌い続けていきたいと思います」とメッセージを送った。
本ツアーのLIVE映像商品は2023年2月1日に発売される。また、U-NEXT独占で今回のツアーの沖縄アリーナ公演のライブディレイ配信を11月26日に実施(見逃し配信は11月30日まで)する。