【DEEP】神田コウヤ、中村大介に勝利でタイトルマッチ要求「まずは肩書きがほしい」

神田コウヤ(パラエストラ柏)が中村大介(夕月堂本舗)に3対0(30-26、30-27、30-27)の判定勝ちを収めた。

判定勝ちを収めた神田コウヤ【写真:ENCOUNT編集部】
判定勝ちを収めた神田コウヤ【写真:ENCOUNT編集部】

「DEEPのベルトを取ってからじゃないと死ねない」

「skyticket Presents DEEP 110 IMPACT」(11月12日、東京・後楽園ホール)第5試合、DEEPフェザー級、5分×3R

 神田コウヤ(パラエストラ柏)が中村大介(夕月堂本舗)に3対0(30-26、30-27、30-27)の判定勝ちを収めた。

 右のジャブが特に効いていた。サウスポーに構えた神田は序盤からジャブをコツコツと当てていく。中村の左目下付近からは出血していた。

 試合は顔面だけでなく、ボディーにもうまく攻撃を散らし神田が支配。中村のカウンターの右ストレートを被弾し、ぐらつく瞬間もあったが肘も使った多彩な攻撃で圧倒した。

 試合後、ジャブについて「バランス崩れたり、ひるんだりしていたので効いていたと思います。中村選手はすごいジャブが得意。自分の方がリーチ長いので先にジャブを当てられるなってアドバンテージ取ろうと思って意識しましたね」と振り返る。

 試合中はセコンドの指示をしっかりと聞き、遂行した。セコンドについて「効果的な攻撃について言ってくれたのと相手のウィークポイントを言ってくれていたのですごくやりやすかったです」と口にした。

 何度か被弾した中村の右ストレートは「まさか交わしながら打ってくると思わなかった。そこは向こうの作戦だったと思うんですけれど、慣れるまでは全然見えなかったです」と評価していた。

神田コウヤのベルトへかける思いは強い【写真:ENCOUNT編集部】
神田コウヤのベルトへかける思いは強い【写真:ENCOUNT編集部】

 試合後のマイクでは2度目のタイトルマッチ(2021年12月に1度目)挑戦を要求していた神田。牛久絢太郎のRIZINフェザー級王座陥落、鈴木千裕の快進撃、平本蓮の弥益ドミネーター聡志戦勝利と国内フェザー級戦線は現在大きな盛り上がりを見せている。

 そのことについて「お声がかかればどこでも挑みたい。でもまずはタイトルマッチをやりたいです。自分はまだ肩書きがないので、まずは肩書きを欲しいというのはあります。引退までにはDEEPのベルトを取ってからじゃないと死ねない。取ってから見えてくる景色があると思うので」と語った。

 また今後の目標について「しっかりフィニッシュできるKOか一本取れる選手になりたいです。キャリアでまだ一本がないので一本勝ちしたい」と誓った。

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