安藤サクラ、バカリズム脚本で民放連ドラ初主演 “タイムリープもの”に「いけるかも!」
俳優の安藤サクラが、2023年1月にスタートする日本テレビ系新日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」(午後10時30分)で民放連続ドラマ初主演を務めることが13日、分かった。併せて、本作の脚本をお笑い芸人のバカリズムが担当することが発表された。
2023年1月放送開始 日本テレビ系新日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」
俳優の安藤サクラが、2023年1月にスタートする日本テレビ系新日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」(午後10時30分)で民放連続ドラマ初主演を務めることが13日、分かった。併せて、本作の脚本をお笑い芸人のバカリズムが担当することが発表された。
本作は、平凡な人生をもう一度やり直す平凡な女性の不思議な日常を描く、タイムリープヒューマンコメディー。地元の市役所で働く実家住まいの独身女性、近藤麻美・33歳。ある日突然、人生をゼロからやり直すことになり、気がつくと産婦人科のベッドの上。目の前には若き日の父と母。麻美の2周目の人生が始まるという物語だ。
平凡な独身女性の主人公・近藤麻美を演じるのは、映画「百円の恋」や「万引き家族」で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞、さらに「万引き家族」ではカンヌ国際映画祭にてコンペティション部門で最高賞のパルムドールを受賞するなど数々の主演女優賞を獲得し、朝ドラ「まんぷく」(NHK)ではヒロインを務め、国内外で演技を絶賛される安藤。本作が民放連続ドラマ初主演となる。
安藤は本作への出演について「今回、私の目指すところとしては、笑いを堪えながら、もう笑いながら撮影をできればと思っています。そこまでいけるように準備していきたいです。バカリズムさんが書いてくださる脚本がとにかく面白いですし、まだ言えないのですが……共演の皆さんが嘘ではなく、本当に豪華なので、私自身はプレッシャーを感じずに、ただただ面白い作品にできるようにしていきたいです。こんなドラマ、見たことない! と思える作品になっているはず。是非ご覧ください」とコメント。
さらに、「架空OL日記」で向田邦子賞を受賞、数々の映画・ドラマの脚本を執筆し、才能を発揮するバカリズムが脚本を担当する。バカリズムは本作について「『ブラッシュアップライフ』が安藤さんの民放のドラマ初主演ということで、普通のドラマっぽくない感じにしたいと思っています。安藤さんには楽しく自由に、思ったように演じていただきたいなと思います。現場の楽しさが作品にも表れると思うので、カットがかかったらみんなで笑うくらいの楽しい撮影にしていただきたいです」と期待をよせた。
そして、主人公が“人生をゼロからもう一度やり直す”ドラマの内容にちなみ、主演の安藤と脚本のバカリズムがそれぞれ自身の子供時代にタイムリープしたかのような“タイムリープ写真”が公開された。おさげ姿の安藤(5歳頃)とおもちゃを手にほほ笑むバカリズム(5歳頃)の面影のある可愛らしい幼少期と現在の2人が共演する特別なタイムリープ写真だ。
安藤とバカリズムのコメント全文は以下の通り。
○安藤サクラ
「これまでは映画の出演が多かったので、どうすればドラマになじめるのかなと思っていたところに今回のお話をいただき、『バカリズムさんの作品でタイムリープまでしちゃえば、いけるかもしれない!』と思いました。脚本がめっちゃ面白いんです!!! この面白さの邪魔をしないように、どう麻美を演じられるかを考えています。(主人公・近藤麻美のキャラクターは)ささやかな日常を送る女性で、特殊なキャラクターというわけではないのですが、麻美に起きる出来事のスケールがとても大きいんです。何もないキャラクターであるからこそ、色々なことを受け止めて、受け入れていく部分をどう演じていけるかを楽しんでいきたいと思います。
今回、私の目指すところとしては、笑いを堪えながら、もう笑いながら撮影をできればと思っています。そこまでいけるように準備をしていきたいです。そして、バカリズムさんが書いてくださる脚本がとにかく面白いですし、まだ言えないのですが……共演の皆さんが嘘ではなく、本当に豪華なので、私自身はプレッシャーを感じずに、ただただ面白い作品にできるようにしていきたいです。壮大なフィクションの中で、登場人物たちの息づかいまで聞こえてくるようなリアリティーのある生活が繊細に描かれています。こんなドラマ、見たことない! と思える作品になっているはず。是非ご覧ください」
○バカリズム
「折角、安藤さんとご一緒させていただきますし、今回が安藤さんの民放ドラマ初主演ということで、普通のドラマっぽくない感じにしたいと思っています。安藤さんには楽しく自由に、思ったように演じていただきたいなと思います。現場の楽しさが作品にも表れると思うので、カットがかかったらみんなで笑うくらいの楽しい撮影にしていただきたいです。『やり直す』で色々調べたときに『ブラッシュアップ』という言葉が出てきて、わりとすんなりタイトルは決まりました。今、早く帰って台本をブラッシュアップしたい気持ちです(笑)。
今回、少し特殊なお話で1話を書いたら終わりというわけではなく、話が先に進めば進むほどまた戻って台本をブラッシュアップするという複雑な作業もあったりして、いつもより時間はかかっていますが、締め切りはちゃんと守っています!(笑) いま、まだ脚本を書いている途中です!(笑) 楽しみにしていてください!」