【クロサギ】“御木本”坂東彌十郎の演技にSNS注目「北条時政よりずっと汚ぇ」
King & Princeの平野紫耀が主演を務めるTBS金曜ドラマ「クロサギ」(午後10時)の第4話が、11日に放送された。
King & Princeの平野紫耀主演ドラマ
King & Princeの平野紫耀が主演を務めるTBS金曜ドラマ「クロサギ」(午後10時)の第4話が、11日に放送された。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
同作は、平野演じる詐欺によって家族を失った主人公・黒崎高志郎(くろさき・こうしろう)が、「詐欺師をだます詐欺師=クロサギ」となって、本当の「敵」を探し出し打倒していく物語。原作は黒丸・夏原武による漫画「クロサギ」シリーズ。
15歳の時、詐欺被害に遭った父が起こした事件をきっかけに家族を失った黒崎は、詐欺師への復讐(ふくしゅう)を決意。詐欺師界のフィクサーで甘味処「かつら」の店主・桂木敏夫(三浦友和)のもとで詐欺師の情報を得ながら、金銭狙いの詐欺師「シロサギ」や恋愛詐欺師「アカサギ」などを狙う「詐欺師のみをだます詐欺師“クロサギ”」となった。表向きはアパートの大家をしながら、父をだました詐欺師・御木本(みきもと/坂東彌十郎)にたどり着くべく、この世の詐欺師を一人残らず喰い尽くすことを生きる目的としている。
今回の黒崎のターゲットは、ヘッドハンティング詐欺を行うシロサギ・露木洋明(庄野崎謙)。露木はヘッドハンティング代行会社を名乗り、優秀な人材に引き抜き話を持ちかけて保証金を得ていた。露木は自ら引き抜き話を会社に密告し、「情報がバレていた」と騒ぎ立てて契約解除する手法で詐欺を働いていた。
桂木から露木を“喰う”指示が出た黒崎は、露木をだまして株券を受け取り、1億5000万円を奪うことに成功した。露木は“ボス”に助けを求めにいくが、“ボス”からは小箱の届け物が。小箱を開けると、頭を切られた折り鶴が入っていた。露木の“ボス”は、黒崎が狙っている御木本だった。御木本は失敗した露木を切り捨てたのだった。
御木本に近づくため、黒崎は露木に逃亡費用を渡して情報を得る。御木本の狙いは、生き残りに必死な中小企業を乗っ取るM&A詐欺だった。そのため、露木を使ってヘッドハンティング詐欺を行い、狙った会社の優秀な人材を追い出していた。
周到に詐欺を行う御木本に、SNS上では「ひぇーーーみきもっちゃんこわいーー」「迫力あるな御木本」「わっるいやつだなぁ……御木本」と恐怖の声が。頭を切られた折り鶴にも「箱の中身……怖っっ」「頭切られてる!!!! 怖すぎ」と驚きのコメントが相次いだ。また御木本演じる坂東彌十郎が、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で北条時政を演じていることから、「北条時政よりずっと汚ぇや」といった声も挙がっている。
黒崎は、以前に知的財産詐欺師を喰うためタッグを組んだシロサギ・白石陽一(山本耕史)の協力のもと、ついに御木本に接触。M&A詐欺にだまされたふりをしながら、御木本から12億円を奪いとることに成功した。しかしそこに警察が踏み込み、御木本は逮捕される。刑務所に入れても意味がないとさけぶ黒崎。その言葉通り、被害届が取り下げられ御木本は釈放されてしまった。御木本は桂木の名を使って上海の有力者から金を集めており、さらに黒崎からM&A詐欺をつぶされ金を失ったため、桂木の金に手をつけて上海へ飛んだ。
黒崎は桂木から呼び出される。黒崎は、「御木本を喰うたったひとつの方法は、おやじのもとでおやじの命令で、御木本を喰うこと」だと悟り、御木本が桂木に背くように動いていたのだった。しかしそれすらも把握し、御木本の被害届を取り下げさせたのは桂木だった。そしてついに桂木から、「クロ、御木本をつぶせ」と指示が出た。
SNS上では「桂木から御木本を潰せ……きた」「桂木公認で再び御木本との戦い頑張ってー!」「桂木と黒崎の裏の読み合いがすごい」といった声が挙がっている。