【鎌倉殿の13人】公暁が次の鎌倉殿の座に強い意欲 NHK意味深「鎌倉が思わぬ方向に」

俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。第42回までに源実朝(柿澤勇人)が後鳥羽上皇(尾上松也)を後ろ盾にしようとしたり、京から養子を迎えて家督を譲り、自身が大御所として支えると言い、義時が怒る様子が描かれた。また、源頼家の次男・公暁(寛一郎)が鎌倉に戻る姿もあった。気になる13日放送の第43回の見どころを探った。

三浦義村(左=山本耕史)と話す公暁(寛一郎)【写真:(C)NHK】
三浦義村(左=山本耕史)と話す公暁(寛一郎)【写真:(C)NHK】

小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ 第43回の見どころを探る

 俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。第42回までに源実朝(柿澤勇人)が後鳥羽上皇(尾上松也)を後ろ盾にしようとしたり、京から養子を迎えて家督を譲り、自身が大御所として支えると言い、義時が怒る様子が描かれた。また、源頼家の次男・公暁(寛一郎)が鎌倉に戻る姿もあった。気になる13日放送の第43回の見どころを探った。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると、源実朝に嫡男が誕生せず、後継者問題がくすぶっていた鎌倉。そこに修行を終えた公暁が帰還。その胸には鎌倉殿となることへの強い意志を宿しており、乳母夫(めのと)である三浦義村(山本耕史)と共謀する。一方、義時と実衣(宮澤エマ)も実朝の言動に不満を抱き、思案を巡らせていた。そんな中、実朝の相談に対して後鳥羽上皇から返事が届く。これに政子(小池栄子)や泰時(坂口健太郎)は……、という展開とされる。

 第42回の本編放送後の次回予告では実朝の「新しい鎌倉殿が決まりそうだ」という声が聞こえた。その後、公暁が鎌倉殿になる意向を示していた。また、北条時房(瀬戸康史)が複数の人間に取り押さえられるような映像もあった。

 また、公式サイトの予告編の映像では「次の将軍は源氏の血か」というナレーションに続き「頼家の子 公暁か」という字幕が映し出された。その後、ナレーションで「後鳥羽上皇の皇子か」という声が聞こえた。さらに字幕の「先が読めない!」という文字と同時にナレーションで「鎌倉が思わぬ方向に走り出す」という声も聞こえた。終盤には怒る公暁と義時の映像もあった。

 第43回は鎌倉殿の後継者をめぐって混沌(こんとん)とする状況が描かれそうだ。気になるのは公暁の怒る姿と時房が取り押さえられる映像。特に鎌倉殿の座を目指す公暁の行動がどこまで描かれるか注目したい。時房については、時々、空気がよめない人物のような描かれ方で視聴者の笑いを誘っている。第43回も大事に至らず、視聴者をくすっと笑わせてくれることを期待したい。

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