二宮和也が“希望を与えられた言葉”とは「事務所の偉い人に、8年くらい言われました」

「嵐」の二宮和也が8日、都内で行われた主演映画「ラーゲリより愛を込めて」(12月9日公開)のスノーカーペットイベント&完成披露舞台あいさつに、共演の北川景子、松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕、メガホンをとった瀬々敬久監督とともに出席した。

映画「ラーゲリより愛を込めて」スノーカーペットイベント&完成披露舞台あいさつに出席した二宮和也【写真:ENCOUNT編集部】
映画「ラーゲリより愛を込めて」スノーカーペットイベント&完成披露舞台あいさつに出席した二宮和也【写真:ENCOUNT編集部】

「20代から40代だけでここまで作り上げられたのは1つの魅力」と主演映画をPR

「嵐」の二宮和也が8日、都内で行われた主演映画「ラーゲリより愛を込めて」(12月9日公開)のスノーカーペットイベント&完成披露舞台あいさつに、共演の北川景子、松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕、メガホンをとった瀬々敬久監督とともに出席した。

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 本作は、第二次世界大戦終了後にシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留されて捕虜になった日本人の中で、生きることへの希望を捨てなかった男・山本幡男(二宮)の壮絶な半生を描く。

 豪華俳優陣と共演しての感想を求められると、二宮は「客観的な話ですけど、一生見られないのかなってくらい贅沢な使い方であるし、一枚絵にこの人たちが全員収まっているのは、もう見られないんじゃないかなってくらい貴重な絵撮りになっているんじゃいかなと思いました」と誇らしげに語った。

 また、本作の魅力を聞かれた二宮は「20代から40代だけでここまで作り上げられたのは1つの魅力なんじゃないかなと思います。史実に基づく作品というのはいろんな年代がいて、いろんな物差しがあって、いろんな見方があって価値観があるというのが、当然のごとくあるんですけど、そうではなくて20代後半から40代だけの層でこれだけの厚みが出たというのは、僕はすごいなと思いましたね」と目を輝かせた。

 さらに、山本幡男に人柄にちなみ、希望を与えてくれた人や言葉を聞かれると、二宮は「事務所の偉い人に言われた言葉ですね。『来年から忙しくなるぞ』というのを8年くらい言われました」と回顧して笑わせ、「初年度は『ありがとうございます』なんて言っていたんですけど、3年・4年くらい経つと“こいつ何言ってんだ?”みたいになりましたね(笑)。でも8年目で忙しくなったからよかったですけど、そういうゲン担ぎにも似た言葉は、根拠はないですけど頑張ろうとは思う気持ちにはなりましたかね」としみじみと語った。

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