「ANGEL CHAMPAGNE presents RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」（11月6日、愛知・ドルフィンズアリーナ＝ABEMAで全試合完全生中継）メインイベント RIZIN MMAルール：5分×3R（70キロ）

　メインイベントでは平本蓮（ルーファスポーツ）が弥益ドミネーター聡志（team SOS）と対戦。終始、打撃で圧倒し3-0の判定勝ちを収めた。平本はMMAでの戦績を2勝2敗とした。敗れたドミネーターは試合後の記者会見で涙した。

　平本の打撃の前に屈したドミネーター。記者会見では、「想定通りの部分が多かったんですが、その想定を自分が上回れなかった。ダウンもするし、組みも切られるし、関節も逃げられるかもしれないと考えていた。心折れないように頑張ってきたんですが、頑張り切れなかった」と振り返った。

　平本については、「打撃はトップだと頭では分かっていた。ほとんどパンチもダウンしたものについては見えていなかった。頭では理解していたつもりですが、対応しきれなかった。置いて行かれた。飲まれちゃったなという感じはしました」と相手を称えた。

　さらに、平本が15分間のほとんどを左構えで戦ったことについては、「サウスポーも頭にはあったんですが、サウスポー対策というところはあまりできていなかったのはある。（打撃は）想定をはるかに上回るものがあった」とした。

　今後については、「引退匂わせおじさんみたいになりそうであんまり喋りたくないんですが……当分格闘技の練習はできない気がするので、何しようかなと。仕事もありますし、父親としても、夫としての仕事もたくさんある。格闘技なくなった時間、何するんだと……」と涙をぬぐった。