【RIZIN】貴賢神、1Rでボロボロに「心は折れていない」 自ら蹴ったカーフで足痛める誤算「痛くなりすぎて…」
第7試合は大相撲の元幕内・貴源治の貴賢神(フリー)がカルリ・ギブレイン(ブラジル)に1R・4分35秒TKO負け。RIZINデビューから2連敗となった。試合後の会見では悔しさを露わにした。
傷ついた姿で会見「まだまだ腐らず、もっともっと練習を積んでいこうと思います」
「ANGEL CHAMPAGNE presents RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」(11月6日、愛知・ドルフィンズアリーナ=ABEMAで全試合完全生中継)第7試合 RIZIN MMAルール:5分×3R(無差別級)
第7試合は大相撲の元幕内・貴源治の貴賢神(フリー)がカルリ・ギブレイン(ブラジル)に1R・4分35秒TKO負け。RIZINデビューから2連敗となった。試合後の会見では悔しさを露わにした。
1R、貴賢神はギブレインのジャブ、ローキックでじわじわとプレッシャーをかけられ、ケージを背負う展開が続く。ギブレインの左をなんとか捌くが、徐々にスタミナを削られていく。カウンター気味の右フックを被弾。残り1分過ぎに組みに行ったが、ギブレインに上になられ、パウンドを立て続けに被弾。レフェリーがストップした。
これでMMAデビューから2連敗。足を引きずりながら会見場に登場。顔面もあちこちが腫れており、ダメージの後が顕著に残っていた。
「悔しいです」とこぼし、ギブレインについては「(戦前の印象と)変わらないですが、日本人とは打撃のリズムが違う。やりにくいなと思った」と振り返った。
一番大きなダメージは「足ですね。カーフを蹴った右足首」と明かし、「心は折れていない。まだまだ腐らず、もっともっと練習を積んでいこうと思います」と前を向いた。
ケージを背負う展開が続いたことには、「(相手の)圧力も強かったですが、もっとイメージ的にはやりたいことがあった。相手が詰めてきたところをもっと自分から詰めていくというイメージをしていたが、蹴った足が痛くなりすぎて、下がりすぎてしまった」と敗因を分析。
1Rの残り1分まで、相手が得意とするスタンドの展開となったことについては、「相手が警戒していたので、自分が得意としているのはタックルというより相撲なので、相手はスタンドでの組みを警戒していたのかなと」と説明した。