武尊、天心戦以来140日ぶりリング 地元・鳥取で笑顔「復活するならここって目標だった」
キックボクサーの武尊が6日、地元・鳥取で行われたキックボクシングイベント「GAINA魂」で弟分の元Krushバンタム級王者晃貴とのエキシビションマッチを行った。
今月1日にK-1との契約を解除
キックボクサーの武尊が6日、地元・鳥取で行われたキックボクシングイベント「GAINA魂」で弟分の元Krushバンタム級王者晃貴とのエキシビションマッチを行った。
6月19日の「THE MATCH 2022」で那須川天心に判定負け以来、140日ぶりにリングに上がった武尊。すね当て着用で行われたこの試合では完全復活を予感させるような打撃を繰り出していた。
武尊の鋭く重たい蹴りに晃貴の膝部分は赤みを帯びる。また武尊はパンチをもらうと笑顔。闘志むき出しの武尊が戻ってきたようだった。
試合後、武尊は「たくさんの応援ありがとうございます。6月19日の那須川天心選手と戦って、負けてしまったので僕は引退を決めてたんですけれど、たくさんの人からメッセージをいただいて、応援してる皆さんが僕を求めてくれたので現役続行を決められたので」と現役続行を決めた理由に言及。
また「現役続行のために膝の手術もしました。全く動けないという状態で地元に帰った。そのときに高校の時にお世話になった米子ジムに行って、この大会を開くって聞いて、僕の中では復活するならここにするって目標ができた。本当に良かったと思います」と続けた。
31歳の武尊は2011年9月にプロデビュー。K-1でスーパー・バンタム級、フェザー級、スーパー・フェザー級の3階級制覇を達成。「THE MATCH 2022」で敗戦後はK-1のベルトを返上。今月1日にはK-1およびKRESTとの契約を解除したことを発表していた。