山田裕貴、初の月9レギュラーで判例オタクの天才役 「女神の教室」で北川景子と共演

女優の北川景子が主演するフジテレビ系月9ドラマ「女神の教室~リーガル青春白書~」(読み:テミスのきょうしつ)が2023年1月からスタートする。このたび、山田裕貴がレギュラー出演することが7日に発表された。

判例オタクの天才役を演じる山田裕貴【写真:(C)フジテレビ】
判例オタクの天才役を演じる山田裕貴【写真:(C)フジテレビ】

出演に驚き「自分の人生が月9に出演できる道のりになるとは想像していなかった」

 女優の北川景子が主演するフジテレビ系月9ドラマ「女神の教室~リーガル青春白書~」(読み:テミスのきょうしつ)が2023年1月からスタートする。このたび、山田裕貴がレギュラー出演することが7日に発表された。

 今作は裁判官で実務家担当教員の主人公・柊木雫(北川)と取り巻く人々が自身の価値観をぶつけ合いながら、法曹界のあり方を問うリーガルエンターテインメント作品。柊木が「人を知らなければいい法律家にはなれない」をモットーに、ロースクールで「法」だけでなく「人」を学ぶ授業を展開。“司法試験合格”という目先のゴールばかりにとらわれるロースクールの現実に、新風を巻き起こしていく。裁判官という法曹界のエリートながら、人間味あふれるキャラを演じる北川にとって、月9作品初主演というメモリアル作となる。

 今作で山田は、青南大学法科大学院・研究家教員・藍井仁を演じる。超が付くほどの合理主義者で変わり者。判例オタクで、知識では誰にも負けない自信がある。司法試験に必要なノウハウを教えること以外に興味はなく、そもそも他人に対しては無関心。授業では成績上位の学生にしか指導する気はなく、下位は眼中にもない。しかし、東大法学部在学中に司法試験に合格した天才であること、的確かつ合理的な授業で司法試験合格を目的とした自主ゼミ“藍井塾”では毎年圧倒的な試験合格率を誇るため、ロースクール生からは“メシア”、“ゴッド”と崇拝され、教員からも“エース”と認められている。その一方で、指導方法や性格の不一致から柊木とは絶え間ない言い争いをしており、「ローは仲良しごっこをする学校ではない!」と一喝。藍井の言動にいら立つ柊木からは「サタンだ」とつぶやかれるほどだ。

 山田と北川とは2023年放送予定の大河ドラマ「どうする家康」(NHK)でも共演予定となっている。

 山田にとって、月9作品へのレギュラー出演。「素直に“すごい、月9だ!”という感想でした(笑)。まさか、自分の人生が月9に出演できる道のりになるとは想像していなかったので、単純に“わぁ、すごい!”という思いが強かったです。『プライド』、『HERO』などいろいろな作品を、子供のころからよく見ていました。最近の作品では、吉沢亮くんが出ているなぁとか、自分と同年代の人たちが主演として出始めているイメージ。ただ逆に、どんな枠だろうと、どの場所でも自分がやることは変わりません。自分が今までやって来たことを、今回もしっかりとできればいいなと思っています」と喜びを明かした。

 また、リーガル作品への出演も今回が初。「ロースクールの学生たちがそれぞれ思いを抱えながら司法試験という難関に立ち向かっていく姿や、世の中のどれが真実で、どれが偽物なのか? と疑う目を持った方がいいというメッセージもドラマを通して考えていただけるのではないでしょうか」とコメント。

 続けて、「藍井という役については、衣装やメイクによって、どんな人物なのか徐々にわかってくるんじゃないかと思っていたんです。逆に言うと、台本だけだとどのようにもなれる。カッチリしたスーツを着た格好良いスタイリッシュなキャラクターでもいけるし、ラフなスタイルでもいける…(人物の細かい方向性を)メチャクチャ任されているなと(笑)。藍井はクセが強目には見えますが…とにかく学生たちは試験に合格しないと時間や費やしたお金がもったいないと考える男。法律を活かせない職業に就くなら今の時間は無駄、だから司法試験に合格しろ、勉強しろ…ただ、それだけなんです。でも僕は、できない学生への厳しさ、切り捨ててしまう藍井の姿も、逆に愛情に見えればいいなと思っています」と役どころについても明かした。

 そして、「今作はただの教員、学生が登場する学園ドラマではありません。女神と書いて“テミス”と読むのも新しいですし、サブタイトルで“青春白書”と付いていますが、ただの青さや春っぽさではなく、厳しさや辛さ、人間が生きていくことの大変さを法律に絡めて見せていくドラマなので是非楽しんでいただきたいです。登場人物たちと同じような悩み、苦しみ、辛さを抱えた方たちには、みんな一緒だと感じていただけたらうれしいです」とメッセージを送った。

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