【クロサギ】黒崎の前にシロサギ・白石が登場 壮絶な過去に視聴者も驚き「切ない」

「King & Prince」の平野紫耀が主演を務めるTBS金曜ドラマ「クロサギ」(午後10時)の第3話が、4日に放送された。第3話では、シロサギの白石陽一(山本耕史)が登場。黒崎の敵である白石の過去が明らかになった。

山本耕史【写真:ENCOUNT編集部】
山本耕史【写真:ENCOUNT編集部】

すべては桂木の筋書き通り「桂木が一番やばいじゃん」

「King & Prince」の平野紫耀が主演を務めるTBS金曜ドラマ「クロサギ」(午後10時)の第3話が、4日に放送された。第3話では、シロサギの白石陽一(山本耕史)が登場。黒崎の敵である白石の過去が明らかになった。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は、平野演じる詐欺によって家族を失った主人公・黒崎高志郎(くろさき・こうしろう)が、「詐欺師を騙す詐欺師=クロサギ」となって、本当の「敵」を探し出し打倒していく物語。原作は黒丸・夏原武による漫画「クロサギ」シリーズ。

 15歳のとき、詐欺被害に遭った父が起こした事件をきっかけに家族を失った黒崎は、詐欺師への復讐(ふくしゅう)を決意。詐欺師界のフィクサーで甘味処「かつら」の店主・桂木敏夫(三浦友和)のもとで詐欺師の情報を得ながら、金銭狙いの詐欺師「シロサギ」や恋愛詐欺師「アカサギ」などを狙う「詐欺師のみを騙す詐欺師“クロサギ”」となった。表向きはアパートの大家をしながら、父を騙した詐欺師・御木本(みきもと/坂東彌十郎)にたどり着くべく、この世の詐欺師を一人残らず喰い尽くすことを生きる目的としている。

 今回の黒崎のターゲットは、知的財産詐欺を働くシロサギ・西岡崎誠二(栗原英雄)。西岡崎は「IPライツパートナーズ」のCEOとして、著作権などの権利を小口で客に売り、お金を巻き上げてトンズラしようとしていた。黒崎は早速、音楽出版社の人間に成りすまし西岡崎に接触。有名楽曲の原盤権を持っていると語り、海外展開のために西岡崎にコンサルティングを依頼する。しかしIPライツパートナーズの海外戦略担当で弁護士と名乗る白石が現れ、楽曲が古いことを理由に断られてしまう。

 西岡崎は白石を信用しており、白石は会社のニューヨーク展開を一任されていた。計画が失敗に終わった黒崎は白石を尾行する。すると、白石が桂木とつながっていることがわかった。桂木に事情を聞きに行くと、桂木の腹心である早瀬かの子(中村ゆり)が白石について語り始めた。

 早瀬によると、白石は「腐った大企業だけを喰う特別なシロサギ」だという。白石が高校生の頃に住んでいたマンションが地震で倒壊し、家族や住民が亡くなっていた。マンションは欠陥住宅で、大手の建設会社が利益を上げるために手抜き工事をしていた。この事故をきっかけに、白石は詐欺師となり建設会社に復讐(ふくしゅう)したのだった。

 SNS上では「黒崎と同じじゃん」「白石にも家族を奪われた過去が!」「黒崎と白石は似たような過去があるんだな。切ない」と驚きの声が挙がった。

 白石の目的は西岡崎を潰すことではなく、上海に本社があるエネルギービジネス会社「ドリーム」に入り込むことだった。住民たちに健康被害を与えているドリームを喰うつもりでいたのだ。黒崎と白石は協力して西岡崎を潰したが、白石はドリームを喰うことを諦めていた。白石は、桂木がこの仕事を黒崎に任せた理由を明かす。それは、白石がドリームを喰うことを阻止するためだった。

 ドリームは桂木のマネーロンダリング会社。ドリームを喰うことは桂木を敵にまわすことになる。黒崎を送り込んできたのは、「ドリームから手を引け」という桂木からのメッセージだったのだ。白石は御木本のバックにも桂木がいることを伝え、「御木本の詐欺をやめさせるにはアイツの命を絶つしかない。桂木を敵にまわして御木本をやれるか」と、御木本の居場所が書かれた紙を黒崎に渡した。

 すべてを仕組んでいた桂木にSNS上では、「桂木が一番やばいじゃん」「御木本より桂木こえぇ!」「桂木さん悪い!悪い!」と恐れる声も見られた。

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