格闘家の朝倉未来がスペシャルアドバイザーを務める、1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown6」が3日、都内で開催。前日会見で流血騒動を引き起こした“会津の喧嘩屋”久保田覚がケージに上がり謝罪をした。

　前日会見でまさおに対し、パイプ椅子を持ち襲撃した久保田は頭を丸め会場に姿を現した。

　久保田は「本当にすみませんでした。今自分がこの場所に立てる資格がないのは承知の上。みなさんに言いたいことがあってあがらせてもらった。パフォーマンスとはいえ度が超えた行為。一歩間違えれば大会も中止になった行為でした。格闘技業界の評価を下げてしまってすみませんでした」と謝罪。

　さらに「少しでも反省を伝えたくて髪も丸めてきました。自分ひとりのせいで格闘技の評価とかが悪くなっている。他の選手と自分は全然違うのでそこは勘違いしないでほしい。社会的に影響も大きいこの状況。今後はこのブレイキングダウンという場所から姿を消したいと思いました。改めてまさお選手と運営のみなさん、格闘家のみなさん、視聴者のみなさん本当にすみませんでした」と“引退”を宣言し頭を下げた。

　これに対し、ケージに上がったまさおは「覚さんには今回をきっかけに退くとか言ってほしくない。僕は感謝しかない。覚さんの情報を見させていただいて勝手に親近感を感じていました。過ちを犯すのは当然良くない。でも負の循環にはなってほしくない。なにかしら表舞台でいい結果を見せて、好循環になればと思っていました。もし許されるのであれば覚さんと試合をさせてもらいたいというのが僕の本音です」と対戦の仕切り直しを改めて訴えた。