格闘家の朝倉未来がスペシャルアドバイザーを務める、1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown6」は3日開催される。同大会の前日記者会見が2日、都内で実施された。会場が騒然となった流血騒動について、未来がYouTubeで見解を語った。

　記者会見の最中に久保田がパイプ椅子で対戦予定だったアドリブまさおを殴打。まさおは左目の上から流血し、病院へ。3日の試合は中止となっていた。

　久保田、まさおと並んだ未来は「まず武器を使ってああいう行動をしてしまった久保田さんはやりすぎかなと。いくらBreakingDownとはいえ、度を超えているなと感じていて、コメント欄でも久保田覚を出すなと。BreakingDownとしても今回は無期限出場停止にすべきかなと」と説明。

　久保田に伝えたところ、反省し出場停止の受け入れの姿勢を示した。まさおにも謝罪をしたという。

　一方のまさおは謝罪を受け入れた。一方で、次回大会での久保田との対戦実現を熱望。未来もこの思いをくんで、改めての対戦実現を明言した。

　久保田はまさおに対し改めて謝罪し、さらに「盛り上げようという気持ちが行き過ぎたところがあった。皆さんには不快な姿を見せてしまって申し訳ありませんでした」と頭を下げた。

　一方のまさおは「対戦受けてくれただけでありがたい。会見のことも、なんとも思っていない。絡んで頂いただけでありがたい」としつつ、「ただ言いたいのは、今後久保田さんみたいなことをぼくにするのはやめてください。久保田さんには怒りはないです」と呼びかけた。

　未来は改めて、運営として無期限出場停止処分を下し、久保田も受け入れたが、まさおがどうしても戦いたいと話したため、次回大会で試合を組む可能性があると説明した。

　動画のラストでは、未来がまさおに運営として「申し訳なかった」と謝罪。改めて「本当に怒りはない。サトルさんやBreakingDownを責めないでください」と懇願し、未来から「本当に男を上げた」と称えられていた。