【舞いあがれ!】舞とスワン号飛行の舞台裏 演じる福原遥にNHK感激「強い覚悟見えた」

女優・福原遥が主人公・岩倉舞を演じるNHKの連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜、午前8時)について、制作統括・熊野律時氏が取材に応じ、撮影の舞台裏の様子などを紹介した。物語は東大阪や五島列島を舞台に、舞が空への夢に向かって奮闘する姿を描く。

空をながめる舞(福原遥)【写真:(C)NHK】
空をながめる舞(福原遥)【写真:(C)NHK】

女優・福原遥が主人公・岩倉舞を演じる朝ドラ 操縦する人力飛行機が大空に

 女優・福原遥が主人公・岩倉舞を演じるNHKの連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜、午前8時)について、制作統括・熊野律時氏が取材に応じ、撮影の舞台裏の様子などを紹介した。物語は東大阪や五島列島を舞台に、舞が空への夢に向かって奮闘する姿を描く。

 放送は第6週に入り、11月9日放送の第28回では、人力飛行機「スワン号」が琵琶湖で記録飛行に挑むシーンが描かれ、舞がパイロットを務めるスワン号が空に舞った。熊野氏が人力飛行機の飛行シーンの舞台裏を明かした。

「風が強く吹くと大変なんです。全部準備はできていても風が適度な状態になるまで1時間ぐらい待つこともありました。人力飛行機はすごくデリケート。結構、待つ時間が長いです。非常に繊細なので風が弱まるのを待った上でやることが多かったです。手作りの飛行機が飛ぶというのはこれだけ繊細で大変なことだということを実感しながら撮影をしていただけました。それは良かったなと思います」

 福原が動力となるペダルを必死でこいでいるシーンも印象的だった。

「地面を滑走しているシーンについては本人がやっています。発進する際、サークルのメンバーたちに声かけて安全を確認するシーンで福原さんの出した声の力強さは、トレーニングを積んでみんなで一緒にやってきたという思いを背負っている声。福原さんの演技に、舞がみんなの作った飛行機を背負って飛ぶぞという強い覚悟が見えました。その声に感激しました。それまで聞いたことのなかった舞の声の力強さがドーンと出てきたことはとても素敵ことでした」

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