前田敦子、菊池風磨と抱き合うシーンに苦労「心を開いてくれなかったので気まずかった」
女優の前田敦子が主演する映画「もっと超越した所へ。」のもっともっともっと超越!御礼舞台あいさつが31日、東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、前田敦子、Sexy Zoneの菊池風磨、原作・脚本の根本宗子氏、山岸聖太監督が勢揃いした。
映画「もっと超越した所へ。」の舞台あいさつに登壇
女優の前田敦子が主演する映画「もっと超越した所へ。」のもっともっともっと超越!御礼舞台あいさつが31日、東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、前田敦子、Sexy Zoneの菊池風磨、原作・脚本の根本宗子氏、山岸聖太監督が勢揃いした。
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演劇界最高の名誉・岸田國士戯曲賞の最終候補に4度選出されるなど演劇界の最先端をひた走る劇作家・根本宗子の同名戯曲の映画化。クズ男を引き寄せてしまう4人の女性の恋愛模様と、彼女たちの意地とパワーが引き起こすミラクルを痛快に描く。前田は恋愛間違えがちなデザイナー・真知子、菊池はその彼氏でやっかい系のヒモストリーマー・怜人を演じる。
ヒモ彼氏役の菊池は「友達からもダメ出しをもらいましたね。ヒモのわりに体つきがヒモじゃないと言われた。せりふが生々しい。ある種ゾッとしたという言葉を耳にします」といい、SNSなどでは「300回見たい」との声があったと聞くと「絶対見てほしいですね。恥ずかしいところもあるけど、せりふがリアルなので、照れくさいのはほかに比べてあまりなかった」と振り返った。
一方の前田は「冷静に見られなかった。けんかしたシーンは自分らしい部分が出てしまっている。自分ではその瞬間を見たことがないから」と好対照な感想を語った。
深夜に始まる痴話げんかシーンが見どころだが、菊池は「必ず寝ているところを起こされてから修羅場が始まる。朝起きてからでいいじゃんって思う。撮影は朝で、リアル寝起き。マジでケツだしながら寝ていた。初めて前バリをつけたけども、大変だった。誰かにやってもらうわけにもいかない。時間がかかった」と話した。
公開後ということもあって、ネタバレトークも。前田は大団円のクライマックスで抱き合うシーンが「風磨君が心を開いてくれていないので、気まずかった」と本音を明かすと、菊池は「え? 僕は全然(気持ちが)あがっていましたよ! Sexy Zoneのときより生き生きしていましたよ」と弁明。
最後はロングランに向け、観客にアピール。「根性系SFだと思っています。拡散してください」(根本氏)、「もうネタバレも大丈夫だと思うので、仲の良い人に面白かったと伝えて」(山岸監督)、「奇想天外な話で、リアルなところも多いので、何回でも楽しんで。SFの映画、ドラマには出たことはないが、これでSFにも出られた」(菊池)。前田は「いろんな層に見てほしい。まだまだ一緒に盛り上がってください」と応援をリクエストしていた。