郷ひろみ、“GOLDFINGER ’99”の誕生秘話を明かす「“アチチ”の歌詞を増やしてもらった」

歌手の郷ひろみが31日、都内で行われた「にしたんクリニック」新CM発表会に、お笑いトリオ「3時のヒロイン」の福田麻貴、かなでとともに出席した。

「にしたんクリニック」新CM発表会に出席した郷ひろみ【写真:ENCOUNT編集部】
「にしたんクリニック」新CM発表会に出席した郷ひろみ【写真:ENCOUNT編集部】

「にしたんクリニック」新CM発表会に出席

 歌手の郷ひろみが31日、都内で行われた「にしたんクリニック」新CM発表会に、お笑いトリオ「3時のヒロイン」の福田麻貴、かなでとともに出席した。

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 同日から全国にて放映開始される新CM「分身人形」篇で、郷とともに出演する福田は、郷の持ち歌の中で好きな曲を聞かれると“GOLDFINGER ’99”を挙げ「小学6年生のときって忘れもしないです。クラス中がアチチアチで熱狂していました」と振り返ると、郷は「僕にとっては大事で忘れられない歌ですよね。あの曲に出会っていくプロセスや、出来上がっていくプロセスをはっきりと覚えていますね」としみじみ。

 同曲は最初、郷のもとに届き「ひろみさんがNOと言えば次に歌う人が待っています」と言われたそうで「僕はヒットするかどうか分からないけど、いい曲だし最高だなと思って僕が歌ったんです」と経緯を明かし、「アチチの詞を見たときに“これはすごい!”って思ったんです。なので、“アチチ”の歌詞を増やしてもらったんです。連発で行こうって」と裏話を披露。結果、批判的な意見も多かったそうで、郷は「それを聞いたときに、これは正解だなって。賛否両論が起こるなって」と手応えを掴んだそうで、福田は「にしたんクリニックの歌とまったく一緒ですね。『たんたん』を増やそうって(笑)」と笑った。

 また、MCを務めた鷲見玲奈アナから“壁にぶつかったときに聞くといい曲”を尋ねられた郷は“お嫁サンバ”を挙げ「GOLDFINGERでアチチの詞を見たときに吹っ切れたのは『お嫁サンバ』があったからなんです。『お嫁サンバ』の曲を最初にいただいて“いい歌だなあ”って思って、出来上がってきた詞が『1、2、3ンバ2、2、3ンバ』で“なんだこれは……”って思ったんですけど、そのときのプロデューサーが『これがいいんですよ。のちに歌い継がれていく曲になりますから』って言っていて、“どうしてそれが分かるんだ”って思ったんです」と回顧し、「それでも自分の中で納得しないとレコーディングができなかったので、納得して出来上がったのが『お嫁サンバ』なんです。あの歌のメロディー、明るく表現していく詞というのは、落ち込んだときに特に伝わっていきますよね」とオススメ。郷は「あれがあったからこそ、GOLDFINGERで吹っ切れたんです。そういういくつもの経験を、この50年の間にしてきたんだなあと思いますね」と感慨深げに語った。

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