皇治、“メイウェザー秘蔵っ子”と笑撃舌戦 「薄っぺらい」指摘に「めちゃくちゃ言うやん」
格闘技イベント「RIZIN」が31日、都内で記者会見を行い、皇治(TEAM ONE)が11月13日にドバイのコカ・コーラアリーナで開催される「GLOBAL TITANS」に参戦することが決まった。ボクシングルールで、フロイド・メイウェザーの“秘蔵っ子”ジャハン・イングラム(米国)と対戦する。試合は3分×3R、65キロ契約。メインイベントでは、メイウェザーがカリスマYouTuberのデジ(英国)とエキシビションで対戦することが決まっている。
イングラムも負けじと「発言が薄っぺらい。根拠がない」
格闘技イベント「RIZIN」が31日、都内で記者会見を行い、皇治(TEAM ONE)が11月13日にドバイのコカ・コーラアリーナで開催される「GLOBAL TITANS」に参戦することが決まった。ボクシングルールで、フロイド・メイウェザーの“秘蔵っ子”ジャハン・イングラム(米国)と対戦する。試合は3分×3R、65キロ契約。メインイベントでは、メイウェザーがカリスマYouTuberのデジ(英国)とエキシビションで対戦することが決まっている。
皇治がメイウェザーのアンダーカードで登場することになった。同席した榊原信行CEOによると、メイウェザーからのオファーだという。
皇治は9月25日の「超RIZIN」でフロイド・メイウェザーのボディーガード、ジジとエキシビションで対戦。3RでKOしたことが強く印象に残ったようで、「メイウェザープロモーションから刺客を送りたいとオファーがあった」と明かした。
21歳のイングラムはメイウェザーの秘蔵っ子。今年2月にプロデビューすると、これまでに3戦3勝3KO。5月には米国武者修行中で、メイウェザーのジムを訪れた朝倉海のスパーリング相手も務め、ボクシングで海を圧倒していた強敵だ。
2人は都内で対面し、早速舌戦を展開。随所で笑いが起きた。
まず皇治が、「週初め、僕の婚約発表にきていただいてありがとうございます……誰かツッコまんと! ほんまモテてしゃあない。メイウェザー来たかとおもったらまたパチモンのマルコメきたな、と」とまずはひとボケかましつつ、「何にもしてないTMTは雑魚の集まりですよ。日本のトップのスーパースターたちを倒したからと言って、自分らが倒した気になっている。勘違いするなよ。おれが一人でTMT狩りしますよ!」と相手をこき下ろし、ぶった切った。
「ジジは大したことない。見る価値はない」とバッサリ
イングラムも黙ってはいない。“チームTMT”としてジジを倒した試合を見たかと問われると、「試合は見ていない。そもそもジジは大したことない。3Rもかかったので見る価値はない」とバッサリだ。
すると皇治が「優しさですから、わざわざ日本まで来てくれて、3Rもお披露目させたっただけですから」と反論。さらに「このマルコメは20秒くらいで倒したろかなと」と秒殺を宣言した。
これを通訳がイングラムに伝えようとしたところ、皇治は慌てて「20秒じゃなくて、3R30秒にしといて!」と訂正。イングラムは眼中にないようで、「コウジは本物のファイターと戦ったことがない。彼の相手は倒したことない。自分はボクシングの新しい顔。これはお遊びじゃないと思い知ると思います」と自信満々だ。
なおも煽り続ける皇治に対して、イングラムは「(トラッシュトークが)一言で言うと、へたくそですね(笑)。この状況でトラッシュトークをする必要があるのか。発言が薄っぺらい。根拠がない。彼の戦い方をみると伝わってくる。まともな戦い方ができない」とこき下ろした。
これには皇治も苦笑いしながら、「めちゃくちゃ言うやん。一番悪いトラッシュトークしますやん」とツッコミ。そして「海外から誰も知らん方がきて、ここで“頑張ります”いうて誰が見るんや。ここで頭はたいていいですか」とあきれながら怒りを滲ませていた。