【鎌倉殿の13人】和田攻める義時にネット批判の声 「血も涙もない」「人の心ないのか」
俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜、午後8時)。10月30日に放送された第41回では、和田合戦が描かれ、和田義盛(横田栄司)が謀反を起こした形となった。仲の良かった源実朝(柿澤勇人)と悲しい別れを迎えた。ネットでは「つらい」など悲しむ声であふれた。一方で和田を攻撃した義時には批判の声が目立った。
大河ドラマ第41回の関東地区の平均世帯視聴率11.3%、個人視聴率6.4%
俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜、午後8時)。10月30日に放送された第41回では、和田合戦が描かれ、和田義盛(横田栄司)が謀反を起こした形となった。仲の良かった源実朝(柿澤勇人)と悲しい別れを迎えた。ネットでは「つらい」など悲しむ声であふれた。一方で和田を攻撃した義時には批判の声が目立った。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
第41回では和田合戦で、和田義盛が無数の矢を体に浴びて最期を遂げる姿が描かれた。
和田が落命する前、攻めてくる和田の説得にあたった実朝が「おまえに罪はない。これからも私に力を貸してくれ。私にはお前がいるのだ」と呼びかけた。和田は感激して涙を流すと自身の軍勢に「みんな、ここまでじゃ」と語り、「これほどまでに鎌倉殿と心が通じ合った御家人がほかにいたか。われこそが鎌倉随一の忠臣じゃ。みんな胸を張れ」と叫んだ。だが、その瞬間、三浦義村(山本耕史)の掛け声で和田に向けて一斉に多くの弓が放たれた。和田は落命した。
和田はこの作品では視聴者にくすっと笑える時間といやしを与えて人気を得てきた。ネットでは「和田殿が亡くなるのはショック過ぎる」「つらいわ本当につらい」「あかんめちゃくちゃ泣いた 」「壮絶すぎて鳥肌たってる」「言葉も出ない」「しばらく大泣き」「もうずっと辛い」「貴重な癒し枠がまた消えた」と和田の死を悲しむ声であふれた。
一方で、和田を討ち取った義時に対してはネット上、厳しい声であふれた。「うわー、ひどい」「小四郎ヒドイ」「義時のことをこれほど鬼と思ったことはない」「あまりに卑きょう」「血も涙もない」「だまし討ちかよ」「義時と義村がもはや黒い死神にしか見えなかった」「無残すぎる」「人の心ないのか」「小四郎が悪いよ」「こんなに畳の上で死ねないだろって思わせる大河ドラマの主人公っている?」と批判的な声が目立った。
ビデオリサーチによると、30日に放送されたNHK「鎌倉殿の13人」第41回の関東地区の平均世帯視聴率は11.3%、個人視聴率は6.4%だった。