女優ののんが29日、都内で行われた映画「天間荘の三姉妹」公開記念舞台あいさつに出席した。

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　原作は高橋ツトムによる漫画「天間荘の三姉妹 -スカイハイ-」。物語の舞台は天界と地上の間にある老舗旅館「天間荘」で、交通事故により瀕死の状態となった天涯孤独の少女・小川たまえ（のん）が、「天間荘」で腹違いの姉・天間のぞみ（大島優子）、かなえ（門脇麦）と出会うというストーリー。

　映画の内容にかけて「人生最期の瞬間、走馬灯で見たいものは？」と聞かれると、のんは「私はディズニーランドに行ったときか、この前ライブを見に行ったのでその時のことを。ブルーノ・マーズのライブだったけどめちゃ楽しかったし、ハッピーで元気出たから」と明かした。

　のんは本作で大島優子と初共演し、異母姉妹を演じた。のんは「大島さんは気さくに話しかけてくれて、めちゃくちゃ楽しくて大好きだって思った」とにっこり。ロケ先の北海道で評価の高いパン屋さんの情報を大島に提供すると「聞いたことない。本当にあるの？　幻じゃないの？」とツッコまれたといい、「お姉ちゃんにツッコまれるのってこんな感じかなって」とうれしかったことを振り返った。

　同じく異母姉妹を演じた門脇は、「私は（実生活では）長女なので人に甘えることが難しい。でも大島さんには自然と甘えられた。お姉ちゃんが欲しかったので、お姉ちゃんがいたらこんな感じだろうなって。おしゃべりも楽しいし、姉妹のように過ごした」とほほ笑みながら語った。

　舞台あいさつにはそのほか山谷花純、三田佳子、永瀬正敏、寺島しのぶ、北村龍平監督も参加した。