妻夫木聡、柄本明との共演はいつでも「毎回しびれる」「違う顔を見せてくださる」
主演の妻夫木聡、柄本明が27日、都内で行われた映画「ある男」(11月18日公開)ジャパンプレミアに登壇した。安藤サクラ、窪田正孝、眞島秀和、石川慶監督、原作者の平野啓一郎も参加した。
2021年1月~3月に撮影していた同作
主演の妻夫木聡、柄本明が27日、都内で行われた映画「ある男」(11月18日公開)ジャパンプレミアに登壇した。安藤サクラ、窪田正孝、眞島秀和、石川慶監督、原作者の平野啓一郎も参加した。
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芥川賞作家・平野啓一郎による、「愛」と「過去」をめぐる感動ヒューマンミステリーで、「第79回ヴェネチア国際映画祭」「第27回釜山映画祭」で高い評価を受けている同作。この日が日本での初上映となり、主演の妻夫木をはじめ豪華ゲストが登場した。
撮影は21年1月~3月に敢行。妻夫木は「もうちょっとで2年たつと思うと、時がたつのは早いなと思う」と振り返り、「いろんな映画祭を経てきているので、まだ公開されていなかったのかという不思議な気持ち。ようやく皆さんに届けることができるのがうれしい」と日本での初お披露目を喜んだ。
印象的だったことを問われた妻夫木は柄本との共演シーンを挙げ、「ネタバレになっちゃうので詳しく言えないけど、なかなかな役なんですよ。さらに増長して、見ているお客さんを引き込んでくれる。柄本さんに喰われるってそういうことなんだなって」と回想した。
しかし、柄本は「覚えていないんですよね。すみません本当に」と平謝り。「失礼なんだけど、監督さんが誰か分からなかったんですよ。お辞儀してあいさつされてこっちもお辞儀を返すけど、『どなただったかな……』と」と石川監督の顔をド忘れしてしまったことを懺悔(ざんげ)し、「ブッキー(妻夫木)と会ったのは覚えています」と釈明した。
妻夫木は「最高ですね」と笑顔。「柄本さんとの共演は毎回しびれる。『ウォーターボーイズ』から何度も共演させていただいているけど、その度に違う顔を見せてくださる。なんとか柄本さんに食らいついていけるように頑張りたいと思います」と言葉に力を込めていた。