「仮面ライダーBLACK SUN」ヒロイン・平澤宏々路、西島秀俊からの言葉に強い覚悟
Prime Videoの配信ドラマ「仮面ライダーBLACK SUN」にヒロイン和泉葵役で出演している平澤宏々路が、撮影秘話や変身シーンを公開した。人の姿で暮らす怪人たちと人間の衝突が繰り返される中、調和を夢みる少女と出会った男の奮闘を描く。主演を西島秀俊、中村倫也が務め、監督を白石和彌氏が務める。
Prime Videoの配信ドラマ「仮面ライダーBLACK SUN」でヒロイン和泉葵役
Prime Videoの配信ドラマ「仮面ライダーBLACK SUN」にヒロイン和泉葵役で出演している平澤宏々路が、撮影秘話や変身シーンを公開した。人の姿で暮らす怪人たちと人間の衝突が繰り返される中、調和を夢みる少女と出会った男の奮闘を描く。主演を西島秀俊、中村倫也が務め、監督を白石和彌氏が務める。
「和泉葵という役は今まで演じたことのないキャラクターだったし、アクションも盛りだくさんだったので、新しいことにチャレンジできるワクワク感もありましたが、台本をいただいてから白石監督とお会いできるまで、自分のやりたい事が大量に出てきてしまって、『あれもできる』『こっちでも面白い』なんて考えていたら頭の中でいろんな和泉葵ができてすごく悩みました。白石監督には、ほぼ毎シーン、役について相談して……今思うと、異常なぐらい監督の元で役について話していたと思います(笑)。白石監督が一人の俳優として対等に接してくださるのがすごくうれしくて、安心して現場に臨むことができました」
共演シーンの多かった西島秀俊についても言及。
「初日の撮影で『葵に対しては、本当の娘のように接するからよろしくね』と言われたのがすごく印象に残っています。その一言だけで南光太郎という役に向き合う、強いエネルギーを感じましたし『この強さには、普通では対応できない。西島さんに負けないくらいやろう』と、自分自身も強く思いました」
一番お気に入りのシーンも紹介。
「洞窟で仮面ライダーBLACK SUN/南光太郎が復活するシーンです。いろんなことを経験して葵は光太郎に対して愛情が、光太郎は葵に対して信頼が生まれる、2人の感情の変化がすごく表れているシーンだなと思います。このシーンは1日かけて撮影したのですが、葵と光太郎の関係を思うと涙が止まらなくなってしまい、ずっとポロポロ泣いてたら、西島さんに『どうしてそんなに泣けるの』と聞かれました(笑)。光太郎の存在を感じていたくて、待機中もずっと西島さんの近くにいたのを覚えています」
最後に作品をPR。
「作品の中で出てくるキャラクターは、皆それぞれの正義を信じ、それを貫いています。悪はいけないものだと強く批判することも、見方を変えれば悪になりうる-人それぞれ、価値観や考え方、感じ方があるのだと、深く考えさせられる作品でした。キャラクター達がそれぞれの悪と闘い、その結末がどうなっていくのか、ぜひ見届けていただけたらと思います」