【RIZIN】扇久保博正、堀口恭司戦へかける思い「フライ級世界一を決められる舞台に」

格闘技イベント「RIZIN」と米格闘技団体「Bellator」は26日、六本木ヒルズ内ヒルズアリーナで緊急記者会見を実施した。「RIZIN.40」(12月31日・さいたまスーパーアリーナ)内で行われる「RIZIN」と「Bellator」の全面対抗戦の対戦カードが発表された。堀口恭司と扇久保博正の3回目の対戦が対抗戦という形で実現した。

緊急記者会見に出席した扇久保博正(左)と堀口恭司【写真:山口比佐夫】
緊急記者会見に出席した扇久保博正(左)と堀口恭司【写真:山口比佐夫】

過去には「RIZINをUFC、Bellatorに引けを取らない団体に」と語る

 格闘技イベント「RIZIN」と米格闘技団体「Bellator」は26日、六本木ヒルズ内ヒルズアリーナで緊急記者会見を実施した。「RIZIN.40」(12月31日・さいたまスーパーアリーナ)内で行われる「RIZIN」と「Bellator」の全面対抗戦の対戦カードが発表された。堀口恭司と扇久保博正の3回目の対戦が対抗戦という形で実現した。

 2回拳を合わせた者同士だからこその和やかでありながら熱のこもったやり取り。鋭い言葉で言い合う舌戦とは違う2人だけの時間が流れていた。

 2人は2013年3月の「修斗世界フェザー級チャンピオンシップ」と18年7月の「RIZIN.11」で対戦。どちらも堀口が勝利を収めている。

「Bellator」側で戦う堀口は「なんかRIZINを裏切った形になって申し訳ないです(笑)。すみません。扇久保選手とは3回目の対戦になるのでもう戦いたくないという試合をするのでよろしくお願いします」と笑顔。

 対する扇久保は「キム・スーチョル選手に負けて堀口戦はないかなと思っていたんですけれど、ここでチャンスをいただけて堀口選手は『そんなことない、ガハハハッ』って笑うと思うんですけれど、これは運命だなと僕は思っています」とにやけながら話していた。

 さらに「堀口選手はこれまで戦ってきた相手。築いてきた実績は本当に僕も認めています。すごいことだと思います。ただ僕は過去2回堀口選手と戦ってたくさん殴られたので堀口選手のことが大嫌いです。やられた借りは返さないと男として納得できないので必ず返します」と勝利を誓った。

 過去のインタビューではRIZINを「『UFC』とか『Bellator』とかに引けを取らない団体にしたい」と語っていた扇久保。この一戦にかける思いも強かった。

「フライ級の世界中のファイターたちがRIZINでフライ級の世界一を決められる舞台にしたいと思っています。その一発目、僕と堀口選手で最高の試合をします。ぜひ注目してください」と力を込めた。

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