【RIZIN】大みそか欠場宣言の朝倉未来 榊原CEOが漏らした本音「会って話をしたい」

格闘技イベント「RIZIN」と米格闘技団体「Bellator」は26日、六本木ヒルズ内ヒルズアリーナで緊急記者会見を実施した。榊原信行CEOは会見後の囲み取材で朝倉未来の参戦可能性について思いを語った。

榊原信行CEO(左)と朝倉未来【写真:山口比佐夫】
榊原信行CEO(左)と朝倉未来【写真:山口比佐夫】

メイウェザーを2度、日本のリングに上げたプロモーター

 格闘技イベント「RIZIN」と米格闘技団体「Bellator」は26日、六本木ヒルズ内ヒルズアリーナで緊急記者会見を実施した。榊原信行CEOは会見後の囲み取材で朝倉未来の参戦可能性について思いを語った。

「RIZIN.40」(12月31日・さいたまスーパーアリーナ)内で2019年以来の「RIZIN」と「Bellator」の全面対抗戦が行われる。しかし、そこに前回の対抗戦で大将を務めた朝倉未来の名前はなかった。

 9月25日に行われた「超RIZIN」でフロイド・メイウェザー(米国)と対戦した未来。1Rでは善戦していたものの2Rにが側頭部にメイウェザーの的確なパンチを被弾。なかなか立ち上がることはできなかった。

 未来は試合から1か月経った今も痛みが残っていることを自身のYouTubeチャンネルで明かしている。また大みそかの参戦を回避することも明言した。

“朝倉未来”不在の大みそか。榊原CEOが思いを明かした。

「一旦会って話をします。対抗戦に最初から僕らはキャスティングしていない。頭も痛いと言ってたし。でも海に言わせると『いつもそういって出るんじゃないの?』ってことで(笑)。僕もそうじゃないかなって思ったりもします。本人といったん話をして別に無理強いして体調悪いのに出る必要はないと思います」

 本音の部分では未来を求めていた。

「ただ求められてなんぼだし、求められているうちが華です。僕は朝倉未来に大みそか出てきてほしい。対抗戦とは別の形での可能性を探っています。でもフィジカルの部分でダメージが残っているなら無理強いすることはない。本人と会って話をしたいな」

 2018年8月にRIZINデビュー。それからは毎年大みそかRIZINに出場してきた未来がここに来てまさかの欠場宣言。メイウェザーを2度も日本に招へいし、「THE MATCH 2022」を成功させ、「Bellator」との対抗戦を2度実現させたプロモーターは“路上の伝説”朝倉未来をリングに上げることはあるのか。榊原CEOの一挙手一投足に注目だ。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください