松重豊、21年大みそかの“孤独のグルメ”オファーに困惑「テレ東さんはこの枠を捨てたと思った」

俳優の松重豊が25日、都内で開催された「東京ドラマアウォード2022」の表彰式に出席。テレビ東京で21年12月31日に放送された「孤独のグルメ2021大晦日スペシャル~激走!絶景絶品・年忘れロードムービー~」が単発ドラマ部門の優秀賞に選ばれ、受賞の喜びを語った。

表彰式に出席した松重豊【写真:ENCOUNT編集部】
表彰式に出席した松重豊【写真:ENCOUNT編集部】

「孤独のグルメ2021大晦日スペシャル」が単発ドラマ部門の優秀賞に選出

 俳優の松重豊が25日、都内で開催された「東京ドラマアウォード2022」の表彰式に出席。テレビ東京で21年12月31日に放送された「孤独のグルメ2021大晦日スペシャル~激走!絶景絶品・年忘れロードムービー~」が単発ドラマ部門の優秀賞に選ばれ、受賞の喜びを語った。

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 原作・久住昌之、作画・谷口ジローによる同名のコミックスが原作で、12年にドラマ化されテレビ東京系で放送されている大人気シリーズ。今回受賞した大晦日スペシャルは、松重演じる井之頭が仕事納めで京都を訪れる。京都から兵庫、松坂、伊勢、静岡、東京と絶景・絶品をめぐるロードムービー。

 司会の石坂浩二から「大みそかにああいうものをやるのか」と開口一番で強烈に突っ込まれた松重は「5、6年前にこの話を聞いたときは、『テレビ東京さんはこの枠を捨てた』と思った」と告白。「紅白と、当時は『ガキの使い』もやっていましたし、その裏で何をすればいいんだと……。捨てられた子どものような気持ちで泣きそうになっていたんですけど」と当時の心境を自虐たっぷりに話し、会場を笑わせた。

 今回は“ロードムービー”形式。松重は「ただおじさんが食べてるだけなんです。スケジュールも予算も大したことないんですよ」とさらに自虐を重ね、「飲食店の方に対してのエールという意味でもこの番組をやりたい思いが強かった」と受賞を喜んだ。

「東京ドラマアウォード」は、作品の質の高さだけではなく、“市場性”、“商業性”にスポットをあて、“世界に見せたい日本のドラマ”というコンセプトのもと、世界水準で海外に売れる可能性が高い優秀なテレビドラマを表彰する賞。

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