「すずめの戸締まり」ヒロイン役の原菜乃華、初声優でヘコむことも 新海誠監督に感謝

新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」(11月11日公開)の完成報告会見が25日、都内で行われ、原菜乃華、松村北斗、染谷将太、伊藤沙莉、花瀬琴音、RADWIMPSの野田洋次郎、映画音楽作曲家の陣内一真、新海監督が参加した。

「すずめの戸締まり」の完成報告会見に参加した原菜乃華【写真:ENCOUNT編集部】
「すずめの戸締まり」の完成報告会見に参加した原菜乃華【写真:ENCOUNT編集部】

「すずめの戸締まり」完成報告会見に参加

 新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」(11月11日公開)の完成報告会見が25日、都内で行われ、原菜乃華、松村北斗、染谷将太、伊藤沙莉、花瀬琴音、RADWIMPSの野田洋次郎、映画音楽作曲家の陣内一真、新海監督が参加した。

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 同作は「君の名は。」(2016年)、「天気の子」(19年)に続く、新海監督の3年ぶりとなる最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く現代の冒険物語。

 1700人超が参加したオーディションからヒロイン・すずめに抜擢(てき)された原は「13歳のときに初めて『君の名は。』と見て、新海監督作品をリアルタイムで見られる時代に生まれてよかったと思っていた。そこから6年後、まさか関わるとは夢にも思っていなかった。『こんなことあっていいのか』というくらい、大切な作品。間違いなく、特別な作品」としみじみと語った。

 初声優になるためアフレコは「右も左もわからないまま現場に行った」といい、約1か月半にわたる収録期間中「新海監督が1から100まで教えてくれた。収録が終わるごとに『すてきでした、ありがとう』と言ってくれた。大好きな監督からそんな言葉をいただけて、夢のような幸せ時間だった。自分の声がうまく扱えないことにヘコむ瞬間も数え切れないほどあったけど、ひらすら幸せで楽しかった」とほほ笑んだ。

 つい最近、本作を完成させた新海監督は「大きな画面で体験するふさわしい映画になったんじゃないか」と胸を張り、アフレコに臨んだキャストに向けて「もともと設計されていたものから色鮮やかに塗り直されていく。どんどんカラフルに想像しない画になっていって、幸せだった」と感謝した。

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