【クロサギ】第1話 平野紫耀に称賛の声続々 ツイッタートレンド1位「世界観に引き込まれまくり!」

King & Princeの平野紫耀が主演を務めるTBS金曜ドラマ「クロサギ」(午後10時)が21日にスタートした。

TBS【写真:ENCOUNT編集部】
TBS【写真:ENCOUNT編集部】

巧妙な詐欺手口に反応も「これじゃあ抜けられない」の声も

 King & Princeの平野紫耀が主演を務めるTBS金曜ドラマ「クロサギ」(午後10時)が21日にスタートした。

(以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は、平野演じる詐欺によって家族を失った主人公・黒崎高志郎(くろさき・こうしろう)が、「詐欺師を騙す詐欺師=クロサギ」となって、本当の「敵」を探し出し打倒していく物語。原作は黒丸・夏原武による漫画「クロサギ」シリーズ。2006年にはTBSにて山下智久主演で連続ドラマ化、08年には映画化もされている。今作は13年に全42巻で完結した漫画シリーズを原作に、“「クロサギ」完全版”として新たにドラマ化された。

 15歳の時、詐欺被害に遭った父が起こした事件をきっかけに家族を失った黒崎は、詐欺師への復讐(ふくしゅう)を決意。金銭狙いの詐欺師「シロサギ」や、恋愛詐欺師「アカサギ」など「詐欺師のみを騙す詐欺師“クロサギ”」となった。表向きはアパートの大家をしながら、父を騙した詐欺師・御木本(みきもと/坂東彌十郎)にたどり着くべく、この世の詐欺師を一人残らず喰い尽くすことを生きる目的としている。

 黒崎は下町の甘味処「かつら」に通いながら、詐欺師たちの情報を得ていた。店主の桂木敏夫(三浦友和)は実は詐欺師界のフィクサーで、黒崎は過去の事件をきっかけに桂木から詐欺師として飼われていたのだ。

 ある日、黒崎は詐欺被害者の吉川辰樹(船越英一郎)の元を尋ねる。吉川は、経営者を育成する春日公義(高橋光臣)が開く無料の起業セミナーに参加。その後有料セミナーに勧誘され、気づけば退職金や家のお金をつぎ込み、借金まで作っていた。黒崎は自身が詐欺師だと打ち明けた上で、春日の手口を教えてくれればお金を取り返すと持ち掛ける。

 吉川の娘の氷柱(黒島結菜)は、黒崎が詐欺師だとわかると猛反発。黒崎は吉川が春日を信用してしまった手口を解説する。高級車や豪華なパーティー、ゴルフにも招かれた吉川は春日を信じていたが、それらは全てレンタカーや役者を使った作り物。またセミナーの先輩や仲間もサクラで、時々事実を交えてアドバイスすることで、吉川は完全に洗脳させられていた。詐欺の巧妙な手口を聞いた吉川は、黒崎に対応を任せることにする。

 黒崎の父は春日と同じ起業セミナー詐欺に遭い、追い込まれて無理心中をはかっていた。唯一生き残った黒崎は、父を騙した人物・御木本を探している。春日をたどれば御木本に繋がると考えた黒崎は、「あんたを騙したシロサギ、俺が喰ってやるよ」と吉川に手を貸すのだった。

 SNS上では「期待以上に面白かった!」「紫耀くん演技上手だった!クロサギの世界観に引き込まれまくりだったよ」「黒崎の悲しさと憎悪、根本にある優しさが上手に表現されていてすんなり話しに入れた」と称賛の声が。放送中はツイッターのトレンド1位を獲得した。また詐欺の巧妙な手口に、「クロサギ見てると人をますます疑ってしまうな」「うわー、これじゃぁ抜けられない」「なんだかリアルに感じるな」といった反応も見られた。

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