観月ありさ、“ナースのお仕事”の苦労明かす 当時のナース服は「生地が固くて…」
女優の観月ありさが21日、都内で行われた「観月ありさ×ラフィーリア×リサーキュレット コラボレーション商品発表会」に登壇した。観月は医療従事者に向けて「大変な時期はまだまだ続いていきますが、かわいい制服で皆さんが少しでも笑顔になれば」とエールを送った。
医療従事者に「皆さんが少しでも笑顔になれば」とエール
女優の観月ありさが21日、都内で行われた「観月ありさ×ラフィーリア×リサーキュレット コラボレーション商品発表会」に登壇した。観月は医療従事者に向けて「大変な時期はまだまだ続いていきますが、かわいい制服で皆さんが少しでも笑顔になれば」とエールを送った。
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「サステナブルなモノづくりをしながら医療従事者の方々を応援したい」という3者の思惑が一致したことで実現したコラボレーション。観月は主演した大人気テレビドラマ「ナースのお仕事」シリーズや多くの医療ドラマに出演してきた経験を生かし、メディカルウェアを初めてプロデュースした。
観月はメディカルウェアとの関わりについて「衣装として着させてもらうことが多かったので、実際に看護師さんが着たらこういうところが気になるんじゃないかな、こういう制服が欲しいんじゃないかなと常に思っていた」と話し、「看護師さんが着ていることを想像しながらアイディアを出して作り上げました」と制作時に込めた思いを明かした。
ドラマで着用したからこその“気づき”を問われると「『ナースのお仕事』をやっていたころのスカート型(のウェア)は生地が固くて、ノビが悪かった。そういうところも改善しながら作らせてもらいました」とこだわりを披露。「コロナ禍で自分にもなにかできないかと思ったときに、医療従事者の方に少しでも笑顔で楽しく働いていただきたいと思った。そこから過去の自分の役を通しての経験を生かして、メディカルウェアのデザインにいきついた」と製作の経緯を説明した。
発表会後半には、実際にデザインしたメディカルウェアに着替えて再登場。紺色のジャケットに身を包んだ観月は、司会者から「よくお似合いです」と絶賛されると「ありがとうございます」と照れ笑い。「昔は本当に伸びなかったので、衣装合わせてサイズ感を見るときにかがんでみたりして、動けるサイズを選んで着ていた」と振り返り、「とても動きやすく仕上がっていて満足しています」とほほ笑んだ。
観月はウェアにこめたこだわりを説明。看護師がアクセサリーをつけられないことに着目し、「アクセサリーをつけているような、華やかなエレガントな感じ」と差し色のパイピングやパールをあしらったボタンを顔の近くに配置。身体のラインにも配慮したこだわりを熱く語っていた。
また、19日に急性硬膜下血腫のため死去した仲本工事さんについては「突然の訃報でびっくりしました」とした上で、「私が10代のころにエアコンのCMでご一緒させていただいて、本当に新人でドリフターズのファンだったので、お会いできて緊張していたのですが、撮影の合間に待っているときには優しくお声かけいただいて、すごく気遣いしていただける優しい方なんだなと思いました。心よりご冥福を申し上げます」と追悼した。