売約済みの創作人形が盗難 作家が悲痛ツイート「許せません。返してください」 防犯カメラに姿

人形の専門店ドルスバラードは18日まで開催していた第17回「人・形」展で、売約済みの1体の作品が何者かに盗まれたとして、盗んだ本人に返却を求める警告文を公式ホームページ上に発表した。

丸善丸の内本店で開催された第17回「人・形」展(丸善丸の内本店の公式ツイッターより)
丸善丸の内本店で開催された第17回「人・形」展(丸善丸の内本店の公式ツイッターより)

主催者怒り「監視カメラにあなたが写っていました。今月末まで待ちます」

 人形の専門店ドルスバラードは18日まで開催していた第17回「人・形」展で、売約済みの1体の作品が何者かに盗まれたとして、盗んだ本人に返却を求める警告文を公式ホームページ上に発表した。

 同展は12日から18日まで東京・丸善丸の内本店で行われ、44人の創作人形作家の作品が展示販売された。

 その中で盗まれたのは、野原tamagoさんの作品。

 ドルスバラードは「野原tamagoさんの作品を盗んだ人へ」と題した警告文で、「作家様の悔しい気持ちもご購入されたお客様の落胆もあなたには想像がつくと思います。すぐに返してください。監視カメラにあなたが写っていました。今月末まで待ちます。返却がない時は警察へ通報します。窃盗犯になる前に着払いでドルスバラードまで送って下さい」と呼びかけている。

 野原tamagoさんもツイッターで、「主催者様ホームページに警告文を出しましたので、こちらでも発信させてもらう事にしました。先の展示で盗難にあいました。それも売約済みの作品です。許せません。その子はあなたの子ではありません。返してください」と、悲痛な思いを吐露。盗難に遭った作品を掲載し、「もし何処かで見かけたらご連絡ください。(拡散希望)」と添えた。

 主催したドルスバラードは21日、ENCOUNTの取材に、会場の警備等詳しいことは調査中とし、「早く返してほしいというのは切に願っていることなのでお願いします。とにかく戻ってきてくれるのが一番なので」と、訴えている。

次のページへ (2/2) 【写真】「許せません。返してください」盗難に遭った野原tamagoさんの作品
1 2
あなたの“気になる”を教えてください